【各社トップが語る2020】IDEC「DNAの安全・HMI注力」舩木俊之 代表取締役会長 兼 社長

2020年1月8日

IDEC 舩木俊之 代表取締役会長 兼 社長

 

2020年3月期の売り上げは前年度年比マイナスで推移しているが、上期はほぼ計画通りである。工作機械はまだ厳しいが、半導体は上昇気配である。中国も冷え込んでいたが底を打った感じがする。

20年は、当社のDNAであるHMIと安全に注力する。

安全では、19年4月に東京センサを吸収合併して一体化したが、AGVなどの安全装置として使われるエッジスイッチや、新たに開発した防爆マットスイッチ、ロボットアーム向けに静電容量式を使った非接触式カバーで安全確保した製品などをラインアップしている。

さらに協働ロボットの取り扱いも増やしており、IDECの多様な製品と組み合わせて受注活動に取り組むことで、今後4~5億円の売り上げが見込めると考えている。

HMIでは、APEMのスイッチを欧米、中国の各市場で地域に合わせてダブルブランド戦略を展開しており、日本でも建機、農機などの特殊車両向けで浸透を図っている。

米には、PLCのマーケティングヘッドを置いており、表示器、PLCといった製品の売り上げを伸ばしている。また、APEMの代理店に当社のスイッチ販売もしてもらうなど、お互いにとって最良な販売方法を展開している。

生産拠点の再編も進めており、中国の工場は、中国・蘇州に移転し、20年10月から稼働するほか、一部はタイにも移管する。工場設備が古くなっている台湾工場も、新しい工業団地内に新築・移転する予定で、20年10月から稼働を予定している。インドには販売会社を設立し、今後拡販を推進していく。

デジタルマーケティングの導入を20年1月から米などで開始し、日本、中国も2月から開始する。

 

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