【2020年年頭所感】日本配電制御システム工業会「生産性の向上へ省力化検討」宇賀神清孝 会長

2020年1月8日

日本配電制御システム工業会 宇賀神清孝 会長

 

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

年頭にあたり、平素より弊会にお寄せ頂いております皆様の暖かいご指導とご支援に対し心から御礼申し上げます。

昨年は、今年8月に開催される東京五輪に向けて、関連施設に加え、主要都市における再開発、学校へのエアコン設置に伴う配電盤類の増設や改修などで忙しい年でした。

また、10月に日本列島に相次いで上陸した台風15号・19号の強風や豪雨により東日本を中心に大きな被害をもたらしました。河川の氾濫や川の水の逆流等により高層マンションをはじめ、予想しなかった多くの電気設備が浸水し、復旧にあたり当業界への期待が高まった年でした。

このような中で、今年4月から中小企業にも働き方改革関連法が適用されます。有給休暇の促進や時間外勤務を削減し、今まで以上に生産性向上を図り、企業体質を強化することが求められております。弊会でも生産性の向上に向けた盤の構造、機器機材、配線等について省力化の検討を行っています。

また、耐熱形配電盤等認定事業では、円滑な運用に向け、今年度、新たな型式の創設や耐熱試験炉の新設を検討しており、来年度初めにスタートする予定です。このように、働き方改革へのインフラ整備にも尽力していく所存です。

一方で、働き方改革に伴った収益課題への対応は企業内努力だけでは限界があることから、昨年11月を事業推進強化月間と定め、働き方改革への対応などについて経産省・国交省に実情を説明し、関係団体、関係先に建築工程での遅れに伴うしわ寄せを軽減するようご協力をお願いしました。

(一社)建設経済研究所のレポートによれば、今年は概ね横ばいで推移すると見込んでいますが、工期の進捗状況によっては、踊り場となる可能性もあるため、会員各位が今まで以上に情報を共有し、連携を図っていくことが求められてます。弊会としても、引き続き共通課題解決に向け積極的に取り組んでいく所存です。

結びに、皆様方のご健康とご多幸をお祈りしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

 
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