【2020年年頭所感】日本電設工業協会「『働き方改革』の推進が重要」後藤清 会長

日本電設工業協会 後藤清 会長

 

謹んで新春のご挨拶を申し上げます。

昨年は、5月に皇太子殿下が即位され、元号も「令和」に変わり、新しい時代に向けた祝賀ムードの溢れる年でした。また、我が国初のラグビーのワールドカップも大変な盛り上がりでした。電気設備工事業界もオリンピック・パラリンピックを控え、忙しい一年であったと思います。

一方昨年は、大きな自然災害が続いた一年でもありました。台風15号の関東直撃では想定外の長期停電、続く19号では広域での浸水被害など、日本はつくづく災害大国で、今後とも想定もしない大きな災害に見舞われる危険性があること、そしてライフラインとしての電気の重要性が改めて認識されたのではと思います。

電気は水と並んで最重要なインフラとこれまでも申し上げてきましたが、停電による断水などをみると「電気」が最も基盤的なインフラとも思えます。近時の事例を前に、発災後のBCP(事業継続計画)対策についても、業界の使命として今後、積極的に取り組んでいきたいと考えております。

今年は、東京オリンピック・パラリンピックが開催されるなど、活気ある一年が期待されます。一方建設業界では、技術者・技能者の高齢化や若年入職者の減少に伴う担い手確保の困難さは深刻な問題であり、そのためにも「働き方改革」の推進が重要な課題です。

電設協では、一昨年策定した「働き方改革に向けた基本方針」に基づき、取り組みを進めてまいりましたが、本年はさらに働き方改革に向けた取組を加速させるとともに、先進的な取組事例の会員への情報提供の仕組みなどを新たに検討したいと考えております。

また、新・担い手三法を背景とする「適切な工期設定と工程管理」への取組、建設キャリアアップシステムに対応する「能力評価基準」の作成や、「特定技能制度」を活用した外国人技能労働者の受入れの検討も今年の課題です。

本年も本部・支部及び各都道府県協会が手を携え、関係機関等との連携を強化しつつ、行動する電設協として「夢と生きがいのある電設業界」を目指してまいります。

結びに、皆様のご繁栄とご健勝をお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。

 
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