東芝エネルギーシステムズ、ネクスト社と協業検討。国内外で技術・販売提携

2019年11月6日

東芝エネルギーシステムズは、ドイツのネクストクラフトヴェルケ(ネクスト社)とVPPの技術・販売提携の検討を行うことに合意した。2020年3月末までに技術・販売提携を目指し、両社が持つ知見・技術・商流を生かし、VPPサービスを提供するとしている。

VPPは、太陽光発電、蓄電池、電気自動車、水素エネルギーなど地域に散在する複数の発電・蓄電設備を束ねてIoTにより制御し、一つの発電所のような機能を持たせることで電力網の需給バランス最適化を行う技術。天候の影響を受けやすい再生可能エネルギーの普及に向けて、VPPへの期待が高まっている。

ネクスト社は、多数の再生可能エネルギーを同時に制御する技術を有しており、欧州でのバランシンググループの形成など、電力市場取引の豊富な実績を持っている。日本でも今後制度の見直しに伴い、これらの技術のニーズが高まることが想定され、両社の強みである需給予測技術、発電機・蓄電池・需要の最適群制御技術、電力市場取引技術を組み合わせたサービスを提供していく。

今後、国内外で事業展開を行い、海外では欧州などの地域でビジネス拡大を検討するとしている。

ネクスト社のCEOヨハン・シュヴィル氏と東芝エネルギーシステムズのグリッド・アグリゲーション事業部エネルギーアグリゲーション事業責任者の小園典晃氏