ADL「RPA」リポート公開、活躍の場 拡大一途

2019年9月11日

高いコスト減効果も

アーサー・ディ・リトルは、RPA(ロボットプロセスオートメーション)に関するレポート「Ramp-up your virtual workforce(バーチャル労働力の強化)」を公開し、RPAの基本と効果、導入のポイントについてまとめた。

RPAはソフトウエアロボットとも言われ、業務システムのバックエンドに入り込み、人の代替として管理や繰り返し作業を担う。これにより人を単純作業から解放し、将来的には付加価値を作る仕事に集中できるようになる。24時間365日働き、10日から40日で最初の効果が出て、30%以上の生産性向上を得て高いコスト削減効果が見込めるとしている。

導入にあたり、どこからスタートすれば良いかについて、工程のデジタルデータが存在し、決定は同じようなパターン化されていること。さらに、高頻度で多くの人が実行する作業で、当面はプロセスやITシステムを変更する可能性が低いところに対し、導入するのが良いとしている。

RPAは将来的にもっと使われる可能性が高く、さらにアプリケーションも増加していく見込み。従来のRDA(ロボットデスクトップオートメーション)が作業者と一緒に働くバーチャルアシスタントであったのに対し、RPAは定義された作業を実行するバーチャル労働力で、24時間365日働くことができる。RPAは機械学習+RPAやAI+RPAとしてさらに高度化できる。RPAはAIと対立する概念ではなく、AIとつながって高度化するものであるとした。

また、RPAを使ったプロセス自動化を低リスクで利益最大化するためには、15~45日でシステムを作ってリリースできるスプリントで回すことが大切だとしている。