不景気の今こそ次のステップへの準備を

人はジャンプする時、膝を曲げ、腰をかがめて下に向けて力をためる。そしてそこから膝を伸ばし、体を反らして、上に向けて一気に力を解放して跳び上がる。

高く跳ぶ動物の代表例でもあるカエルやバッタ、ノミなども太くて強靭な足を折り畳んでバネのようにして何倍もの高さまで跳び上がる。

当たり前の話だが、膝を伸ばしたまま、上半身を立てたままでは高く跳ぶことはできない。

 

スポーツに詳しい人に言わせると、高く跳ぶためには筋肉を鍛えるだけではダメだそうだ。体を柔らかくして可動域を広げることと、パンっと一瞬で全身を動かす瞬発力が必要だという。

体操選手を見れば分かる通り、彼らは筋肉の塊でありながら、体は柔らかく、動きは機敏。体の一部に頼らずに全身を使うことで、あれだけ高く跳び上がることができるのだそうだ。

ぐっと縮んで力をためることと、柔らかさと瞬発力が秘訣だ。

 

いま製造業の景気は良くない。しかし、それは好調だったここ何年間かの反動が来ているだけであり、長期的に見れば右肩上がりだ。いわば筋肉は鍛えられている。日本が力を持っている生産設備や電子部品、自動車は今後も伸びる分野であり、いまは次のステップに向けて力をためる時期。短期的な市況だけで慌てる必要はない。

忙しくなれば目の前の仕事で一杯になり、成長に向けた長期的な準備はできなくなる。逆に今こそ力をため、次の時代を見極めて柔軟に人や組織を再構築できる貴重な時期だ。

力をぐっとためつつ、アタマも体も柔軟にし、タイミングを見て一気に力を解放する。従来の常識にとらわれず、高く跳び上がるためのアイデアを試してみよう。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6000円、法人向けプラン3万円から(いずれも税抜)

CTR IMG