ヘルツ電子、ヘルメットの着用モレ防止IoTツールを発売

2019年3月28日

En-Guard(アンガード)ST-800T-HA01

ヘルツ電子(静岡県浜松市)は、「溶接工程・機械加工工程・プレス工程等の生産工程での製造、フォークリフト・クレーンの操作、高所での作業等、頭の危険を伴う作業者の安全確保のため、ヘルメットを確実に着用させたい」というお客様向けに、 ポカヨケツール(*1)の新商品として、ヘルメットの正しい着用を支援するIoTツール「En-Guard(アンガード)ST-800T-HA01」を発売いたします。

また同時に、「生産工程支援ソフトウェア for ポカヨケツール POKAYOKE plus / POKAYOKE plus Viewer(*2)」をV2.00にアップデートし、ヘルメットの着用状態の可視化や着用実績の記録・保存を可能といたします(POKAYOKE plus / POKAYOKE plus Viewerを購入済みのお客様は、無償アップデートいたします)。

昨今、世界中で労働者に対する安全衛生の重要性が高まりつつあります。労働安全衛生マネジメントシステムが 2018 年 3 月に ISO45001 として国際規格となり、また、日本においては、労働災害を少しでも減らし、安心して健康に働くことができる職場の実現に向け、国、事業者、労働者等の関係者が目指す目標や重点的に取り組むべき事項を定めた第 13 次労働災害防止計画が 2018 年 4 月 1 日より開始されました。

特に製造業においては、人手不足や工場のグローバル展開による、安全意識の異なる外国人労働者の増加や多品種少量生産による製造作業の多様化等、安全リスクが向上しております。

また、第 13 次労働災害防止計画において製造業は、「死亡災害を 15%以上減少」が目標として掲げられており、施設、設備、機械等に起因する災害等の防止等の対策の推進が求められております。

 

弊社は、高い品質が求められる組立工程・加工工程・プレス工程などの生産工程における作業者のミスの防止(ポカヨケ)を支援する IoT ツール群「ポカヨケツール」を、世界中の工場に展開して参りました。労働者に対する安全衛生の重要性の高まりを受け、ポカヨケツールを「安全のポカヨケ」に対象を広げ、工場における作業者の「作業モレ防止」と「安全確保」を総合的に支援して参ります。

「安全のポカヨケ」の商品群を「En-Guard(アンガード)」と名付け、その第 1 弾として、工場における作業者の安全確保に欠かせない安全保護具である「ヘルメット(保護帽)」のあごひもの締め忘れを検知する商品「ST-800T-HA01」を新開発(特許出願中)いたしました。

ヘルメット着用時の留意点の1つが「あごひもをしっかり締める事」です。ST-800THA01 を市販ヘルメットに取り付けることで、ヘルメットのあごひもの締め忘れをリアルタイムに検知することが可能となり、労働災害の未然防止を支援いたします。今後、「ST-800THA01」に対するお客様の声を伺いながら、「En-Guard H Series(アンガード H シリーズ)」として、商品ラインナップを展開して参ります。

 

弊社は、高い品質が求められる組立工程・加工工程・プレス工程などの生産工程における作業者のミスの防止(ポカヨケ)を支援するIoTツール群「ポカヨケツール」を、世界中の工場に展開して参りました。労働者に対する安全衛生の重要性の高まりを受け、ポカヨケツールを「安全のポカヨケ」に対象を広げ、工場における作業者の「作業モレ防止」と「安全確保」を総合的に支援して参ります。

※POKAYOKE plus / POKAYOKE plus Viewer を購入済みのお客様は、V2.00 に無償アップデートいたします

 

En-Guard(アンガード) ST-800T-HA01の主な特長

ST-800T-HA01は、「生産ラインの作業者の安全確保のため、ヘルメットを確実に着用させたい」というお客様向けの、ヘルメットの正しい着用を支援するIoTツールです。

1.ヘルメットのあごひもの締まりをリアルタイム検知
ST-800T-HA01は、ヘルメットの着用状態(あごひもをしっかり締めているか否か)をリアルタイム検知し、無線送信することができます。なお、ST-800T-HA01は、市販ヘルメットに取り付け可能です。

2.TW-800シリーズのポカヨケ用受信機と通信可能
ST-800T-HA01には弊社のポカヨケ用無線モジュールHRF-2402を搭載しているため、工場で豊富な導入実績のあるTW-800シリーズのポカヨケ用受信機(LAN接続タイプTW-800R-EXL、RS232Cシリアル出力タイプTW-800R-EXS、CC-Link IE Field Basic対応TW-800R-EXB)と無線通信が可能です。

    
3.安全トレーサビリティの確保
“生産工程支援ソフトウェア for ポカヨケツール”POKAYOKE plusとLAN経由で連携させることで、ヘルメットの着用状態の可視化やヘルメット着用実績の記録・保存が可能となります。また、POKAYOKE plusで工具作業のワーク実行状況を管理している場合、「工具を用いた作業を行っている作業者が、ヘルメットを正しく着用しているか否か」を把握することができ、作業者の「作業」と「安全」のポカヨケを同時に実現可能です。

 

En-Guard ST-800T-HA01のシステム構成

ST-800T-HA01 は、①送信機、②ひたい用センサー、③あご用センサーの 3 点で構成されます。ヘルメットのホルダー(*3)に「①送信機」を装着し、「②ひたい用センサー」をヘッドバンドのひたい部分に、「③あご用センサー」をあごひもに巻き付けることで、「ヘルメットのあごひもをしっかり締めているか否か」をリアルタイムに検知し、ポカヨケ用受信機に無線送信します。ポカヨケ用受信機は、受信したヘルメットの着用状態を PC(POKAYOKE plus)や PLC へ出力することで、ヘルメットの着用状態の管理を行うことができます。

  • 無線の通信距離は、屋内約 30m(環境により変動あり)です
  • ポカヨケ用受信機(TW-800R-EXL、TW-800R-EXS、TW-800R-EXB)とペアリング可能な「①送信機」の数は無制限です
  • 「①送信機」の電源はコイン電池です。また、電池寿命は、1 日 8 時間のヘルメット着用で約 1 年(使用条件により異なる)です
  • 「②ひたい用センサー」「③あご用センサー」は、直接肌に金属が触れないように加工されています
  • 「②ひたい用センサー」「③あご用センサー」は、交換用として個別で購入可能です


(*1)ポカヨケツールは、経済産業省と RRI(ロボット革命イニシアティブ協議会)が中堅・中小製造業が簡単に低コストで使える IoT ツールとして認定した「スマートものづくり応援ツール」に採用されております
(*2)POKAYOKE plus は、工場における作業者の「工具を用いた作業」や「安全保護具の着用」のトレーサビリティを確保したいとお考えのお客様のため、LAN 接続可能なポカヨケ用受信機と組み合わせてご利用いただける Windows 対応アプリケーションです
(*3)ヘルメットのホルダーは、ヘルメット各社より発売されております。ご要望に応じて弊社でホルダーをご提供いたします

 

詳細:「En-Guard(アンガード) ST-800T-HA01」
出典:ヘルツ電子「新商品『“ヘルメットの着用モレ防止IoTツール” En-Guard(アンガード) ST-800T-HA01』発売のお知らせ」