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アンドール 新CADシステム、幾何公差使い機能強化

アンドールは、幾何公差を使った図面作図機能を強化したハイブリッドCADシステム「CADSUPER 2019」を2月21日から発売開始する。

CADSUPERは、1985年の発売開始から多くの設計者に利用されており、「3次元機能」「業界標準」「設計支援」「現場主義」をコンセプトとした3次元処理も可能なハイブリッド2次元CADシステム。

CADSUPER 2019は、製造業のグローバル化に対応するため、設計意図を正しく伝えられるようJIS製図で公開された「製品の幾何特性仕様(GPS)-寸法の公差表示方式」に対応。GPS対応により、図面の曖昧さをなくし、正確な情報を伝えることができる。

また、作図した用紙サイズに対して、出力する用紙サイズを指定することで、自動的に分割範囲を算出し分割して印刷する複数範囲指定印刷機能を搭載。指定した情報は保存、読み込みが可能なため、同様に作成した図面の出力設定の手間が軽減できる。

このほか、割付できるコマンド数が大幅に拡張したコマンド起動名定義機能や、PDFデータのレイヤ単位での表示・非表示ができるPDFレイヤ出力機能、マウスドラッグによる軌跡認識が可能な軌跡認識機能などが新たに搭載された。さらに、従来は320万要素のデータの作図が可能だったが、新版は1600万要素までの大容量データに対応。3次元CADから出力された大容量の図面も読み込みできるようになった。