GPTWジャパン、2019年版日本における「働きがいのある会社」ランキング発表! 大規模部門3位にディスコ

調査機関のGreat Place to Work Institute Japan(東京都品川区、GPTWジャパン)は、2019年版 日本における「働きがいのある会社」ランキング145社を発表した。

同ランキングは、GPTWジャパンがランキング参加企業(今回480社)のアンケート結果を点数化し、一定レベルを超えた会社を「働きがいのある会社」として発表。アンケートは従業員向けと企業向けの2種類で構成されており、GPTWジャパンと外部有識者からなる委員会が精読し点数をつけ、ランキングを決定している。

アンケート項目と評価基準はグローバル共通。ランキングはエントリー方式で、従業員25人以上の法人が参加可能。

 

■大規模部門

(従業員1000人以上)

 

1位 セールスフォース・ドットコム

 (業種:クラウド型顧客関係管理システムの提供)
 
施策名:Ohanaグループの活動
取り組みポイント:当社の文化「Ohana」は、ハワイ語で「家族」。社員だけでなく、お客様や社会も支援する考え方です。「Ohanaグループ」は、当社が重視する行動規範の一つ「Equality(平等)」を根付かせることを目的に、性別、性的志向、障がい等を問わず、誰もが自分らしく活躍できる社会を目指して、社員が知識や経験を共有する活動を社内外で積極的に実施。この活動が社員のエンゲージメント向上にも寄与しています。

 

2位 Plan・Do・See

 (業種:ホテル・レストラン・バンケット運営・企画)

施策名:おもてなしグランプリ
取り組みポイント:ベストカンパニーに選出していただきありがとうございます。日本・世界の素敵な場所に、街の価値を上げ、関わる人全てが誇りを持てる最高に心地の良い空間をつくり、進化させ続けていきたいというビジョンを掲げています。会社の成長の基は1に採用と考え、良いご縁に恵まれる会社に進化し続けること、人に投資をし続けることを大切にしてきました。これからも関わる全ての人が誇りを持てる会社に成長してまいります。

 

3位 ディスコ

 (業種:精密加工装置の製造・販売)

施策名:働きがい仕組み化
取り組みポイント:会社が働きかけなくとも、各部門が自らの組織で働きがい向上に取り組むため、”関係の質向上”をテーマに活動を行い、ポイントとランキングで可視化しています。全社でアンケートを行うだけでなく、部署対抗で活動を発表しあうことで、良事例が水平展開されるといった効果もあります。年間ランキングの上位部門には社員旅行の権利が与えられるなど様々な特典もあり、各部門で積極的な活動が行われています。

 

■中規模部門

(従業員100〜999人)

 

1位 コンカー

 (業種:出張・経費・請求書のクラウドサービス事業)

施策名:高め合う文化
取り組みポイント:コンカーでは働きがいに大きな影響を与える「社員の成長」が実現できる文化づくり「高め合う文化」を推進するため、「フィードバックし合う」「教え合う」「感謝し合う」の3つの文化を軸に活動しています。具体的には、コンカー流フィードバックを習慣化させるための合言葉や具体的なコツを掲載したカードの配布や、自分の得意分野を他の社員に教える勉強会の実施、同僚や上司に対する感謝の気持ちを手紙で送る、などがあります。

 

2位 サイボウズ

 (業種:グループウェアの開発、販売、運用)

施策名:新・働き方宣言制度
取り組みポイント:「100人いれば、100通りの人事制度」を追求し、「選択型人事制度」の発展形の「新・働き方宣言制度」の運用を2018年4月から開始しました。全社員が自分の一週間の働き方のモデルを細かく記述して宣言します。宣言内容はグループウェアのプロフィール欄で公開され、全員に共有されます。上司やチームメンバーは各人の宣言内容を十分に尊重したチームワークを行います。

 

3位 バリューマネジメント

 (業種:歴史的建造物の利活用を中心とした事業展開)

施策名:プレゼンテーション大会
取り組みポイント:半期に一度、役員を含む全社員がプレゼンスキルを競うイベントを実施しています。テーマは「半期の振り返りと、次の半期のアクションプラン」。全社員が予選を行い、その中でも社長審査で「聴衆の心が動くプレゼン」として選ばれた約20名は、”本選”として全社員の前で披露します。創業以来続くプレゼン大会は、成果やノウハウの共有だけでなく、役職や事業の垣根を越え、仲間の想いを知る貴重な機会でもあります。

 

■小規模部門

(従業員25〜99人)

 

1位 アトラエ

 (業種:人の可能性を拡げるインターネットサービス)

施策名:ATPF(アトラエ的プレミアムフライデー)の導入
取り組みポイント:理想的な組織や自分達が目指す事業について全員で語り合うという取組です。定期的に夕方から全ての業務を止めて全社員がイベントスペースに集い、様々なテーマでディスカッションします。全員シャッフルし、所属チームとは異なるメンバーでチームを編成して自由に議論を進めます。普段関わらないメンバーと関わることで、新たな発見があったり、後にコラボが生まれたり、全社員の連帯感が生まれる良い機会になっています。

 

2位 and factory

 (業種:SmartphoneApp、IoT事業)

施策名:コミュニケーションが生まれるオフィス設計
取り組みポイント:当社ではオフィスをフラットな組織を保ち、コミュニケーションを活性化させる設計にしています。必要以上のパーテーションを設けず大企業のような「社長席」はないため、何かあれば経営陣とすぐに会話ができる環境です。新設したカフェスペースでは日々、皆が気軽に様々なことを語らっています。これによりスピード感をもってチームプレイで事業成長させており、創業4期目で東証マザーズ市場に上場させていただきました。

 

3位 GRIT

 (業種:英語コーチングPROGRITの企画・運営)

施策名:「一緒に働きたいと思う人」を採用する全社員採用
取り組みポイント:弊社は「世界一英語が伸びるサービス」と「社員全員が幸せな職場」の2つを柱に掲げ、2016年に創業しました。採用当初より、「一緒に働きたいと思うかどうか」を基準に全社員が面接官を行う全社員採用を行ってきました。その結果、社風にあった人材が入社し、早期立ち上がりを実現し、また高いエンゲージメントを獲得しております。これからも良い人財との出会いを大切により良い組織へと進化して参ります。

 

出典:GPTWジャパン「2019年版 日本における『働きがいのある会社』ランキング145社」

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG