日立システムズとFAプロダクツ、工場のスマート化分野で協業

2019年2月4日

日立システムズ(東京都品川区)は、FAプロダクツ(東京都港区)と工場のスマート化の分野で協業しました。

本協業に基づき、両社が有する産業ロボット分野やIT分野の知見・ノウハウに加え、協働ロボットやIoTなどを活用したサービスを提供開始します。協働ロボットの特性を生かし、これまで産業ロボットを導入してきた企業だけでなく、これからロボットの導入を検討する企業に対しても積極的に本サービスを提案し、業務負荷の低減やコスト削減、品質向上、技術伝承など、製造業の生産現場におけるさまざまな課題を解決します。

 

日本は急速な少子高齢化が進んでおり、2015年に7,728万人(*2)だった就労人口は、2040年には5,978万人(*3)、2065年には4,529万人(*4)と減少を続けることが見込まれています。

特に、製造業では人手不足やノウハウ・技術の伝承などの課題が顕著になっており、単純作業や繰り返し作業の自動化、作業品質の均一化などに向けて協働ロボットを導入したり、生産性向上に向けてIoTを活用した稼働監視システムや予知保全システムなどを導入することが検討されています。


*2,*3,*4 国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成29年推計)」

 

こうした背景の下、ITサービス企業の日立システムズは、ロボットSIerであるFAプロダクツと、工場のスマート化の分野で協業しました。

日立システムズは、IoTやクラウドを活用したさまざまなサービスを提供しているほか、全国約300か所のサービス拠点や24時間365日対応のコンタクトセンターなどのサービスインフラを活用した「ロボティクスサポートサービス」を提供しています。

さらには、製造業の各工場に点在する資産や設備の正確な把握・管理を支援する「統合資産管理サービス」などの提供を通じて現場作業のデジタライゼーションをサポートしています。

 

FAプロダクツは自動車や電機、半導体や食品などの製造業全般に対して、稼働監視や予知保全、生産シミュレーター、ロボットシステムなどをパッケージ化して提供することで、製造現場の生産性向上に寄与する「スマートファクトリーパッケージソリューション」を手掛けています。

昨年5月にはオフィス エフエイ・コム(栃木県小山市)、ロボコム(東京都港区)とともに、「世界最新のリアルなロボット×IoTソリューションの体感」と「SIerの育成」を目的に、展示施設「Smart Factory Conductor LABO」を栃木県小山市に開設し、ロボットとIoTの先進的な活用事例を紹介しています。

今回の協業に基づき、日立システムズが有する多様なITサービスの実績・ノウハウやサービスインフラと、FAプロダクツのスマートファクトリー分野におけるコンサルティング力・設計力、さらには人と同じ空間で作業をする双腕ロボット「duAro」を販売する川崎重工業などのロボットメーカーと連携することでロボット事業における知見・ノウハウを組み合わせ、現場業務のロボット化の企画から、設計・構築、保守・運用までをワンストップで対応する協働ロボットの導入サービスを提供していきます。

なお、日立システムズは、製造業向けのサービスだけにとどまらず、飲食業や物流業などの現場業務を改善するサービスの提供にも取り組んでいく予定です。

 

今回の協業スキーム図

 

■日立システムズの「協働ロボットサポートサービス」のWebサイト
https://www.hitachi-systems.com/ind/robotics/robots/cobot/service/index.html

 

■ロボット×IoTの展示場「Smart Factory Conductor LABO」の見学について
スマラボはロボット導入を検討される方向けに、事前予約制で公開しております。見学、相談をご希望の方は下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください。
http://smartfactorylabo.com/

 

出典:日立システムズ「日立システムズとFAプロダクツが工場のスマート化の分野で協業」