【流通各社トップが語る2019】サンセイテクノス、「決意自立」で深堀実行

代表取締役社長 浦野 俊明

2019年3月期の上期売り上げは前年同期比110.3%と、半期としては過去最高ペースで推移しており、この勢いを維持できれば、通期では売上高が過去最高を更新しそうだ。米中の貿易摩擦問題などが懸念されるが、第4四半期には案件がまだ多く残っており上振れする可能性もある。

19年の景気は読みにくい。半導体や米中摩擦、原油など加え、消費増税問題の影響も心配である。

ただ、大阪万博開催決定や統合リゾート(IR)計画、防災対策などの恒久的な設備投資に加え、インバウンド効果も合わさって景気の「気」の面でプラス効果になってくれることで、良い方向への影響も期待できる。

長期の経営テーマとして05年からは「顧客感動」を掲げ、その実現に向け毎年サブテーマを決めているが、今年は「決意自立」で取り組んでいく。どんな仕事に対しても、自らが主体となって考え決断(判断)し、周りを巻き込みながらそれぞれの役職・立場で自信と責任をもって取り組むことを重点に置いていく。

人口減少と労働者不足などが続くなかで、自動化へのニーズは今後ますます高まる。社内の人材を有効に活用し成果を上げていくためにも、関西、中部地区市場を重点に、お客様にできるだけ深く入り込んで接触し、現場ニーズを汲み取っていく活動を強める。その一環として昨年、阪神支店を設け、エリアを絞ったお客様の深堀で、求めている価値探索や未来型のソリューション提案を進めている。

お客様から、なくてはならない会社と評価されるためにも、当社の活動がお客様の成長に直結することを目指したい。そのためにも、お客様のニーズをしっかりとつかみ、解決の出来るアイテムや技術力、サービスを着実に向上させていきたい。

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