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安川コントロール ベスタクト事業を分社化、21年度売り上げ50億へ

安川電機は、FA製品の周辺機器を扱う安川コントロール(福岡県行橋市、鈴木章洋社長)のベスタクト制御機器事業を分社化し、ベスタクトの生産・販売を主力事業とする新会社、ベスタクト・ソリューションズ(福岡県行橋市、吉田一昭社長、資本金1億円)を9月3日付で設立した。

ベスタクトは、耐環境に優れた接触信頼性が高いパワーリードスイッチとして、国内外で広く使用されている。中でも、鉄道車両分野では、ドアの開閉検知用スイッチなどの安全性に関わるシステムに、昇降機分野ではエレベータの停止位置検知スイッチなどに採用され、同社のシェアも高い。

安川グループでは、ベスダクトが今後もグローバルな需要拡大が見込まれるとして、ベスタクト事業を分社化。事業特性に合う業務や製造形態、体制を構築し、事業の拡大に取り組むことで、同事業の売り上げを2017年度の24億円から、18年度30億円、3年後の21年度には倍増の50億円を計画している。

なお、安川コントロールの17年度の売上高は133億円。