安川電機、中国・瀋陽の第3工場竣工、操業開始

安川電機(福岡県北九州市)は、2018年6月29日(金)に安川電機(瀋陽)有限公司(中華人民共和国遼寧省瀋陽経済技術開発区)で第3工場の竣工式を執り行い、操業を開始しましたのでお知らせいたします。

▲安川電機(瀋陽)有限公司 第3工場

1. 第3工場増設の目的

中国では産業構造の高度化および労働人口の減少、人件費の高騰等により、自動化・ロボット化への投資が加速しており、工作機械や製造装置、産業用ロボットなどの需要が拡大しています。また、中国市場のニーズに合わせた製品投入の必要性から、現地での製品開発が進んでいます。

自動化機器の主要コンポーネントであるサーボモータ・サーボアンプおよびロボットコントローラは、今後もさらなる需要拡大が見込まれていることから、生産能力を増強するため第3工場を増設しました。

この第3工場では「見える化」をコンセプトとした最新の生産管理システムを導入し、生産状況のリアルタイム管理を実現します。このシステムを導入することで、埼玉県入間市のマザー工場と連携したグローバルな生産情報を共有できる体制を確立していきます。

また開発体制においては、これまで施設内の2カ所で行っていた開発機能を第3工場に集約し、開発力の向上と効率化を推進します。お客さまのニーズにタイムリーに応える製品開発を加速させます。

 

2. 第3工場概要

所在地 :中華人民共和国遼寧省瀋陽経済技術開発区開発大路34甲5号
延べ床面積:15,700平方メートル
稼働開始:2018年6月 
生産機種:サーボモータ、サーボアンプ、ロボットコントローラ、工作機械用主軸モータ等

 

3. 竣工式の模様

竣工式には、瀋陽市副市長をはじめ、政府関係者の方々をお迎えし、サーボモータ・サーボアンプの中国生産のねらいと新工場の概要についてご説明しました。

▲竣工式の模様

参考:「安川電機(瀋陽)有限公司 第3工場の竣工について」

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