Microchip、高機能センサノードを実現する8ビット tinyAVR® MCU を発表

2018年7月4日

tinyAVR® ファミリ最大容量のメモリを内蔵したATtiny3217 と ATtiny3216

AVR®マイクロコントローラ(MCU)は低コストで実装しやすいため、応答性の高いセンサノードの開発に長らく使われています。これらのアプリケーションの機能と応答性をさらに高めるため、Microchip Technology Inc.(日本支社:東京都港区浜松町、以下Microchip社)は本日tinyAVR® MCUファミリを拡充し、先進のアナログ機能と同ファミリ最大容量のメモリを内蔵したMCU2製品を発表しました。

過酷環境での安定動作を重視したこれらのデバイスは各種安全機能を内蔵しており、堅牢で安全なシステムの開発を支援します。

静電容量式タッチ インターフェイスを含むセンサ アプリケーションに理想的なATtiny3217とATtiny3216は2つのA/Dコンバータ(ADC)を内蔵しているのが特長で、タッチ制御とその他のアナログ計測機能を同時に実装したシステム設計が可能です。

1つのADCをペリフェラル タッチ コントローラ(PTC)と組み合わせてタッチ信号を収集しながら、もう1つのADCで他の入力(例:サーミスタ、圧力センサ)を監視する事も、2つのADCを使って各種センサを高速にサンプリングする事もできます。ATtiny3217およびATtiny3216 MCUのその他の特長は以下の通りです。

 

• リアルタイム性能と精度が向上
2つのADCを使って電圧と電流等のアナログ信号を同期サンプリングする事で、システム全体のリアルタイム性能と精度が向上します。また、これらのデバイスはCPUの介在なしで周辺モジュール同士が通信できるハードウェア ベースのイベントシステムを内蔵しており、レイテンシを削減してシステム応答を高速化できます。

• 堅牢かつ安定した性能
両デバイスともパワーオン リセット(POR)、プログラマブル ブラウンアウト検出(BOD)、電圧レベルモニタ(VLM)、ウィンドウ式ウォッチドッグ タイマ(WWDT)等の安全機能を内蔵しており、電源電圧の変動または降下を容易に検出して対応できます。

• 極限環境でのノイズ耐性と機能が向上
両デバイスとも最大5Vで動作し、125°C対応品も提供いたします。

• アプリケーション コード領域の拡大による機能の向上
小フットプリントのまま32KBのフラッシュを内蔵しており、大容量のアプリケーション コードも格納できます。

 

「Microchip社は、お客様のニーズを満たすと同時に開発工数を低減する先進の機能を内蔵したAVR MCU新製品の市場投入に投資を続けています」とMicrochip社 MCU8部門副社長のSteve Drehoblは述べています。

「応答性の高いタッチセンシングと内蔵の安全機能を組み合わせる事で家電、車載、産業オートメーション等のアプリケーションのユーザ体験を容易に改善できます」。

ATtiny3217とATtiny3216は、小型パッケージで性能、電力効率、使いやすさを最適化したMicrochip社 tinyAVR MCU ファミリ(ATtiny1617とATtiny817 を含む)の最新デバイスです。

 

開発ツール
tinyAVR MCUファミリは全製品がAtmel Studio7統合開発環境(IDE)とAtmel STARTでサポートされます。評価用キットとしてATtiny3217 Xplained Proも提供いたします。

在庫/供給状況
ATtiny3217とATtiny3216は本日よりサンプル出荷と量産出荷を開始いたします。ATtiny3217 Xplained Pro評価用キット(ATTINY3217-XPRO)も本日より提供いたします。

詳細はMicrochip社または正規販売代理店にお問い合わせ頂くか、Microchip社ウェブサイトをご覧ください。
本プレスリリースに記載された製品をご購入頂くには、Microchip社の直販サイト microchipDIRECTをご利用頂くか、Microchip社の正規販売代理店にお問い合わせください。

参考:「Microchip、高機能センサノードを実現する8ビット tinyAVR® MCUを発表」