組込み総合技術展&IoT総合技術展 関西 2018 7月5日・6日 先端技術で未来を創造

AI、FA、ものづくり 新製品 デモで体験

組込みの先進技術が集まる「Embedded Technology West 2018/組込み総合技術展 関西」、および“つながる”技術の最先端を網羅する「IoT Technology West 2018/IoT総合技術展 関西」(主催=組込みシステム技術協会)が、7月5日(木)・6日(金)の2日間、JR大阪駅北口直結のグランフロント大阪 ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンターで開催される。出展社数は、新規出展18社を含む約120社。開場時間は10時~17時、入場料1000円(無料招待状持参者、Webでの来場事前登録者は無料)。

 

重要度増すエッジコンピューティング

エッジコンピューティングに代表される「組込み×IoT」の専門展として、最新トレンドを発信する「組込み総合技術展&IoT総合技術展 関西」。今回の出展社数は約120社で、そのうち50社近くが新製品を披露する。デモ展示では最先端テクノロジーの体験も可能だ。

同展示会のコンセプトは、「ET×ET(エッジテクノロジー)によって実現するスマートな社会2018 新たなビジネスネットワークと創造の場を提供」。

「製造現場のIoT化」とはいえ、何から始めればいいかわからないといったステージから、いよいよ具体的なソリューションやサービスが登場し始め、それと同時にレイテンシ(通信遅延)や通信量・コストの肥大化、セキュリティの脅威といった課題に直面している。その解決策として、データ処理をエッジ側で行うエッジコンピューティングが今、注目を集めている。

同展示会では、IoTの進化において今後ますます重要度が増すエッジコンピューティングに着目し、「AI」「ものづくり」「FA」といったさまざまなキーワードを背景に、組込み・IoT業界の最先端情報を発信する。「組込み総合技術展」と「IoT総合技術展」を同時開催することによって、自動車、医療、インフラなど、あらゆる産業で必要とされる双方の最新テクノロジーとソリューションを提案する場とし、シナジー効果にも期待がかかる。

 

今後の成長分野支えるソリューションが多数

展示は「組込みAI活用」「セーフティ&セキュリティ」「スマートセンシング」「IoT無線技術」「インダストリー4.0」「FA」をテーマに、これからの成長分野を支える重要な技術やソリューションが集結。

「組込み総合技術展」は、ハードウエア・ソリューション(CPU/MCU、映像・画像処理技術、SoC、メモリモジュールなど)、ソフトウエア・ソリューション(リアルタイムOS、組込みLinux、Androidなど)、開発環境・ツール(開発支援ツール、C/C++やJavaなどの言語系、計測機器など)、インテグレーション/デザインサービス/関連企業・団体(受託開発/コンサルティング、品質検証サービスなど)が出展する。

「IoT総合技術展」は、IoT向け半導体デバイス、遠隔監視・制御システム、各種センサ/センシング技術、次世代ワイヤレスネットワーク、ウェアラブル関連機器/AR・VR技術、ITS関連システム(車載ネットワーク、交通管理システムなど)、データ分析・解析技術/計測・測定技術、IoT向けプラットフォーム設計技術などが集合する。

 

多彩なプログラム50超のセッション

期間中は、基調講演や特別講演をはじめとする9種ものカンファレンスプログラムが用意され、計50以上のセッションが予定されている。

産学の各分野からキーパーソンを招き、組込み業界として注目される応用テーマの技術動向、将来の展望などが語られる基調講演は、オムロンの「FAにおける世界で最も“現実的”なAI・IoT活用~i-Automationで実現するモノづくり現場革新~」、NECの「デジタルトランスフォーメーションで共に創る未来~AI/IoT・組込みテクノロジーが支える新しい社会価値の創出~」、パナソニックの「AI・IoTで変わる未来と暮らし」、情報通信研究機構による「脆弱なIoT機器の現状、およびその対策動向~国際標準化を視野に入れて~」など計6講演を実施。

技術者を対象とした旬の技術テーマを取り上げて解説するテクニカルセッションは、富士通ラーニングメディアの「よくわかる!定番!組込みソフトウエア開発技術の基礎」、三菱電機の「組込みソフトウェア開発の勘所」など計6セッション。

組込み技術者が気になるホットなテーマを取り上げ、聴講者と一緒に盛り上がるヒートアップセッションは、組込みTDD、アジャイル開発、IoT展望など計6セッションを予定。

また、組込みソフトウエア開発エンジニアになるための情報や、新人組込みエンジニア奮闘記などが聞けるJASA(組込みシステム技術協会)業界研究セミナー、JASA技術本部の研究成果を中心に貴重な情報を学べるJASA技術本部セミナーなども実施される。

そのほか、主要ベンダが最新の貴重な情報を伝える出展社セミナーは、多彩なテーマによる20セッションを実施。知見を広げる絶好の機会となっている。聴講はすべて無料。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています

特集の最新記事8件

>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG