オリエンタルモーター、コンパクト電動シリンダ DRシリーズを新発売

2018年6月20日

オリエンタルモーター(東京都台東区)は、ボールねじをステッピングモーターに組み込んだ直動機構のアクチュエータ DRシリーズを新発売します。

▲左から、位置決め機能内臓ドライバ、AZ 搭載ロッドタイプ、PKP 搭載テーブルタイプ、取付プレート付ドライバ

概要

ステッピングモーターとボールねじを一体化し、直線動作を実現した、取付角寸法28mmのコンパクト電動シリンダです。バッテリレスアブソリュートセンサを採用したAZシリーズ搭載と高トルク・低振動のPKPシリーズ搭載をご用意しています。

特徴

1. ボールねじ一体型で、高精度位置決めを実現

中空ローターとボールねじのナットを一体化することで、連結部品が不要になります。また、カップリング剛性など、部品の組み合わせによるバックラッシの影響を抑えることができ、精度の高い位置決めが実現可能です。

2. 選べる機構バリエーション

機構はテーブルタイプとロッドタイプをご用意しています。テーブルタイプは、シリンダに負荷を固定できる、ガイドを付けた製品です。負荷の直接取り付けが可能です。

ロッドタイプは、お客様の装置に直接組み込んでの使用や、装置の負荷搬送用ガイド部にコンパクトな推力としてご使用いただけます。

3. 選べる搭載モーター、ドライバ

多彩な機能であらゆる制御に対応したAZシリーズ搭載と、専用の小型・軽量ドライバによる低振動駆動を実現したPKPシリーズ搭載をご用意しています。搭載モーターごとに、複数種類のドライバを選択することができます。

【アブソリュートセンサ搭載 AZ シリーズの特徴】

1. 機械式センサ
ABZO センサは、複数の歯車で構成される機械式センサです。個々の歯車の角度を認識することで位置情報を検出するため、バッテリが不要です。

2. 多回転アブソリュート
基準となる原点から、モーター軸で±450回転(900回転分)の絶対位置が検出可能です。

3. 簡単な原点設定
原点センサ、リミットセンサといった外部センサを用いずに原点復帰が可能です。位置決めの基準となる原点は、ドライバ正面のスイッチで簡単に設定でき、ABZOセンサで原点位置を保存します。データ設定ソフトや外部入力信号からの原点設定も可能です。

【αSTEP の特徴】

高信頼性、省エネルギー

αSTEP は、通常はパルス指令に同期してオープンループ制御で運転し、小型で高トルクを発生するため、加速性・応答性に優れています。

過負荷時は、即座にクローズドループ制御による制御に切り替わり、位置の補正を行います。また、高効率によるモーターの発熱低減で、省エネルギーも実現します。

【2相ステッピングモーター PKPシリーズと推奨ドライバCVDの特徴】

1. 低速域から高速域までトルクアップ
磁気設計および構造設計の見直しにより、大幅なトルクアップを実現しています。 また、高電流タイプのモーターを使用することで、高速域でもトルクアップが可能です。

2. フルタイムマイクロステップによる低振動
フルデジタル制御のフルタイムマイクロステップ駆動ドライバにより、振動レベルを大幅に改善し、全速度域で低振動・低騒音を実現しています。

3. 最小クラスの高性能ドライバ
省スペース化に貢献する小型・軽量ドライバです。ドライバ異常を早期に発見できる保護機能や、なめらかな運転が可能なスムースドライブ機能があり、デジタルスイッチで運転電流の設定が可能です。

参考:オリエンタルモーター「コンパクト電動シリンダ DR シリーズを新発売」