Moxa、過酷な環境で大型IPカメラに電源供給可能な60W PoEスイッチを発表

2018年6月15日

産業オートメーション用ネットワーク製品を手掛けるMoxa(台湾・台北)は、コンバージドデータおよび電力伝送用途に向けて、PoEポート当たり最大60Wを供給できるPoEスイッチ「EDS-P506E-4PoEシリーズ」を発表しました。

本製品は、過酷な環境下で電力要求が高いPTZ、照明、ヒーター、ファンなどの機能を使用する、IPカメラ向けに電力出力の向上が図られています。

EDS-P506E-4PoEスイッチは、デバイスレベルのサイバーセキュリティ、リモートコントロール、および電力デバイスの監視機能を備えており、高速道路、路側、公益事業などの産業用途における動作要求を満たすことができます。

60W PoE

EDS-P506E-4PoEは、ポート当たり最大60W、総出力は180Wで、4つの高速イーサネットPoE+ポートを備えています。スマートPD検出機能とプラグアンドプレイ統合により、PoE PDに容易に電力を供給できます。

産業界のスマート化とあらゆるモノへの接続が進む中、都市環境および産業界では、安全とセキュリティを強化するためにビデオ監視システムの導入が進められています。

Moxaの産業イーサネットインフラストラクチャ部門のプロダクトマネージャーであるJackey Hsueh氏は「EDS-P506E-4PoEスイッチはPoEポートあたり最大60Wを供給できるため、多機能PTZカメラのほとんどすべてのタイプに確実に電力を供給できます」と述べています。

WebベースのスマートなPD管理

Jackey氏は、「EDS-P506E-4PoEの最も魅力的な機能の1つは、Webアクセス可能なPDの診断と管理を容易にする内蔵Smart PoEソフトウェアです」と述べました。

Smart PoEは、スマート診断のための電力クラス、ステータス、およびエラーの自動PD検出を提供し、故障チェックを可能にします。故障チェック機能は、カメラにフリーズまたは遅延が発生した場合に自動的に再起動します。これらの機能は、作業効率を高め、メンテナンススタッフの労力を大幅に削減します。

デバイスレベルのセキュリティをサポートする堅牢なスイッチEDS-P506E-4PoEは、過酷な条件下でのデータおよび電力伝送の最大稼働時間を確保するため、ミリ秒レベルのフェイルオーバー冗長性、デュアル電力入力、および-40〜75°Cの広い動作温度範囲をサポートし、安定した堅牢な接続を保証します。

スイッチは、IEC 62443標準に準拠したセキュリティ機能を組み込み、ネットワークを不正なデバイスアクセスから保護します。Jackey氏は、「コンパクトなPoEスイッチは、堅牢な設計、サイバーセキュリティ保護、およびサイバー脅威と過酷な環境に耐えるためのレベル4EMI耐性を備えています」と述べました。

EDS-P506E-4PoEの特徴

・PoE+/60W機能を備えた2ポートギガビットおよび4ポート高速イーサネット
・PoEポートあたり最大60Wの出力
・12/24/48 VDCの広範な入力電圧に対応
・PoE電力デバイスの操作と監視を容易にするWebベースのスマートPoEツール
・IEC 62443標準に基づくサイバーセキュリティ機能
・4kV LANサージ保護および-40~75°C動作温度許容値
・大規模な導入および管理のためにMXstudio産業用ネットワーク管理ソフトウェアをサポート
・IEC 61850およびIEEE 1613標準への準拠

詳細:Moxa「EDS-P506E-4PoEシリーズ」