【提言】先進国最低の『労働生産性』 効率の悪いエンジニアや事務職の実態〜日本の製造業再起動に向けて(34)

2017年12月13日

内閣府によれば、日本経済は「いざなぎ景気」を超え、戦後2番目の好景気を維持し、GDPも米国・中国に次ぐ世界第3位の経済大国である。しかし、OECD(経済協力開発機構)の発表によると、2016年の国民一人あたりのGDPは世界18位。労働生産性では、残念なことに世界22位、先進国最下位の不甲斐ない実態が報じられている。 労働生産性とは、就業者一人あたりのGDPであり、従業者一人あたりの稼ぎ高を意味する。日本が、先進国最下位ということは日本の就業者は、先進国で最も貧しいことを意味する。22位は、製造業にとってもショッキングな数字であり、また真摯(しんし)に受け止めなくてはならない事実である。 日本製…