インターネットイニシアティブ・平田機工が協業 生産ラインの効率化で

インターネットイニシアティブ(IIJ)と平田機工は、IoT技術を最大限に活用し、国内外のさまざまな産業における生産工程の「スマートファクトリー」化に向け協業する。

IIJは、モバイル通信やクラウドなど強力なインフラ基盤のもと、IoTサービス、システムの障害予兆検知、遠隔管理システムなど、さまざまな情報通信技術(ICT)を有しており、平田機工は、産業用ロボット等機器の製造から生産ラインの設計・組み立てまでを包含した生産システムを提供している。

このたびの協業では、IIJのIoTサービスなどを活用し、平田機工が提供する生産設備にIoTセンサーを組み込み、ハードウエア故障の予兆検知による設備の予防処置や予防保全を行う。生産設備の運用状況に関する情報はクラウド上に収集・可視化し、ポータルサイトで一元的に運用管理することで、保守点検の人員の最適化や対処工数の削減を実現し、生産比率の向上とコスト競争力の強化を図る。

また、設備の運用状況はWeb上でセキュアに閲覧できるため、国内に限らず海外における工場の遠隔管理にも有用。12月をめどに、平田機工のデモ環境でこれらの検証を行い、2018年夏からのサービス提供開始を目指す。

さらに、生産ラインのより一層効率的な運用稼働生産ライン全体の運用効率を上げるため、稼働状況に関するあらゆる情報を収集し分析。設備全体を捉えた保全計画や生産管理の最適化を見据えた開発を進める。

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