オムロン 住・産共用蓄電システム 最小・最軽量を実現

オムロンは、小規模産業施設や一戸建て住宅に向けの、最小最軽量を実現した蓄電システム「KPACシリーズ」を10月から発売する。価格はオープン。販売目標は3年間累計で1万台。

新製品は、今年7月に発売した同システム(6.5kW時タイプ)のコンセプトを継承して最小・最軽量を実現した。蓄電池は大容量の9.8kW時でありながら、約78キロと軽量のうえ、452×542×228ミリのコンパクト設計となっている。

充放電能力は、従来機種と比べ約1.2倍に向上し、短時間で充電したり、一気に放電したりすることが可能なため、これから本格化するVPPなどの分散電源システムにも対応する。

蓄電池は、一般的な屋外での自立設置に加えて壁掛け設置も可能。壁掛け設置なら基礎工事が不要で、水害や倒壊などの防災面でも安心。フレキシブルな取り付け方法で場所を選ばず設置できる。また、軽量なためクレーン搬入が不要となり、設置時の工数・工費の大幅削減を実現している。

さらに、従来機種との施工性の統一により、すでに太陽光発電システムを導入している施設や一戸建て住宅などにも、簡単に後付け設置が可能。2019年以降に拡大が想定される余剰買い取り制度の買い取り期間(10年)終了後の自家消費ニーズにも対応する。

その他、HEMSの共通プロトコルである「Echonet Lite」の搭載により、各HEMS機器との接続を実現。最新規格のAPPENDIX ECHONET機器オブジェクト詳細規定「Release H」にもいち早く対応しているため、VPPなどの蓄電池の遠隔制御にも対応可能。

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