工場新設・増設情報 6月第3週

【日本国内】
▼ケンコーマヨネーズ
子会社のダイエットクック白老(北海道白老郡)は、バレイショを主力とした総菜や冷凍食品などを製造する新工場を建設する。延床面積6298.47平方メートルで、鉄骨造り2階建て、総事業費は25億円。18年3月末までに完成、4月の生産開始を目指す。

▼シノブフーズ
四国工場(香川県観音寺市)を増築し、生産ラインなどを拡充する。主要取引先であるコンビニエンスストア大手のファミリーマート向けに弁当などの増産を目指す。投資額は約2億1500万円。新たに従業員100人を雇用し、18年1月稼働予定。

▼両備ホールディングス
社内カンパニー両備テクノカンパニーの倉敷工場として、岡山県倉敷市に新設した重機や産業用車両などの整備を手掛ける新工場が竣工。工場用シャトルリフトとしてクレーンは中四国初、型式では日本初となるホイール式門型自走行クレーンを導入している。

敷地面積は6660平方メートル、建築面積は3000平方メートル、延床面積は3800平方メートル、建物構造は鉄骨造り3階建てで事務所棟を含む2棟。総工費は15億円、従業員は新規採用10人を含む40人。17年度売上高7億円を目指す。

【海外】
▼GSユアサ
新工場の建設を目的に、トルコの持ち分法適用関連会社Inci GS Yuasa Aku Sanayi ve Ticaret Anonim Sirketiに対して、現地パートナーInci Holding Anonim Sirketiと共に、1億トルコリラ(約30億円)の増資を行った。

新工場では、今後、急激な需要の増加が見込まれるアイドリングストップ車に適した最新技術を導入した電池を生産。また、5年後を目標に、自動車用鉛蓄電池の生産能力を年間600万個体制(現在は400万個体制)に増強する。18年末頃稼働予定。

▼日本ゼオン
子会社であるゼオン化成は、メキシコのサンルイスポトシ州に新設した、塩化ビニール樹脂(PVC)を原料とするパウダースラッシュ材料(PSC)の生産工場の稼働を開始した。

PVC/PSCは意匠性・成型加工性に優れ、安価でもあることから、インビジブル・エアバッグ・システム用表皮材として、国内自動車メーカーはもとより、海外自動車メーカーへの採用が進んでいる。供給の安定性と地産地消の観点で建設された新工場は、拡大する北米、メキシコ自動車生産に対応していく。

第1期は年産1200トン 、第2期には市場の拡大に合わせて年産1200トン の能力増強を行い、合計年産2400トン の能力に拡大していく計画。

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