オムロン センテックを買収 産業用カメラ超小型・高画質を補完

オムロンは、産業用カメラメーカーのセンテック(神奈川県海老名市、川上真澄代表取締役社長)を買収する。7月3日付で新会社「オムロンセンテック」を設立する。

オムロンは今回の買収により、超小型・高画質を実現するカメラ、およびその設計・開発技術を取り込み、オムロンの画像処理コントローラとすり合わせることで事業を強化していく。さらには、各種産業用ロボットや品質検査機器と組み合わせ、加工、組み立て、検査など、あらゆる生産工程にカメラを設置して画像情報を行き交わすことで、品質と生産性を格段に向上した、革新的なモノづくり現場の実現に取り組んでいくとしている。

具体的には、取り付け場所を選ばない超小型・高画質な「スマートカメラ」や、ロボットアームに組み込み、3次元で物体を認識してピック&プレースを行う超小型カメラなどを開発する。加えて、人の目を代替する新たなオートメーション技術を確立し、過酷な目視検査から作業する人々を解放するとともに、ロボットによる組み立て工程の省人化や、光学式センサの簡易カメラ化、品質トレーサビリティにおける製品の個体管理など新たな市場を創出していく方針。

センテックは1987年設立。従業員数88人(子会社含む)。産業用マシンビジョン、医療やラボ用カメラなど約200機種をグローバル市場で販売している。

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