2月15日(水)~2月17日(金) インテックス大阪同時開催生産・製造技術関連に注目

2017 Japan IT Week関西 第1回関西IoT/M2M展など6展

第3回日本医療総合展 大阪 第3回インターフェックス大阪など6展

「第3回日本医療総合展 大阪(メディカルジャパン)」とIT業界関西最大級の専門展「2017 Japan IT Week関西」(主催=リードエグジビションジャパン)が、2月15日~17日の3日間、インテックス大阪で開催される。

製薬機械・原料を紹介

メディカルジャパンは日本初の「医療の総合展」として3回目を数える。「第3回病院イノベーション展」「第2回医療ITソリューション展」「第3回介護&看護EXPO」「第3回再生医療産業化展」「第7回医療機器開発・製造展」「第3回インターフェックス大阪」の6展示会で構成され、合計で1140社が出展。病院・医療IT・介護・再生医療・医療機器・製薬を網羅し、日本最大規模で実施される。

特にインターフェックス大阪は医薬品の研究・製造技術の展示会として注目を集めており、製薬機械、原料、クリーン機器などが展示され、240社が出展を予定。関西は大手医薬品メーカーが集中することもあり、多数の来場者を集めそうだ。

展示会場には、医薬・化粧品・洗剤を研究・製造するためのあらゆる機器・システム・技術が出展。製薬・化粧品向けの製造・製剤装置、測定・分析装置、検査機器、クリーン製品、包装機械・資材、 受託サービス、IT、物流・搬送機器などが紹介される。

12のテーマに分けた全300講演のプログラムで構成され、最新動向を発信するセミナーも併催。「病院経営・管理」「医療情報」「介護・看護」「再生医療」「医療機器開発」「製薬」「臨床工学」などの 注目テーマごとに分かれたそれぞれのセッションでは業界の最新動向を把握できる。

最新の無線通信が一堂に

Japan IT Weekは年3回開催。今年は2月15日からの2017 Japan IT Week関西(インテックス大阪)を皮切りに、5月10日からの2017 Japan IT Week春(東京ビッグサイト)、11月8日からの2017 Japan IT Week秋(幕張メッセ)が予定されている。毎年規模を拡大して行われてきたIT Weekだが、大阪での開催は今回が初となる。

今回の2017 Japan IT Week関西は「第1回関西組込みシステム開発技術展」「第1回情報セキュリティEXPO」「第1回関西Web&デジタルマーケティングEXPO」「第1回関西モバイル活用展」「第1回関西クラウドコンピューティングEXPO」「第1回関西IoT/M2M展」から構成され、多くの来場者が見込まれる。約300社が出展し3万人が来場予定。6展の専門展に話題のIT関連製品・サービスが一堂に集結する。

またAI(人工知能)元年と言われている本年、AIは多大な利益をもたらすと期待される半面、人の仕事が奪われる懸念や、自動運転車が交通事故を起こしたときの責任の明確化、個人情報保護の在り方など、社会に与える影響や課題はまだまだたくさんあると言われている。

一方で、問題が顕在化した企業の事件やAIなどの台頭で、各社活発に行われている働き方改革の取り組みは、「人事課題」から「経営課題」へと流れが変わり、ビジネスのスピード感が加速している。展示会では企業が抱える問題の解決、新たなビジネスを創出する最適な場が用意され、活発な商談が行われる。

中でもIoT/M2M分野は市場ニーズの高まりもあり、M2Mシステムを構築するための無線通信技術、センサーや、様々なアプリケーションが一堂に集結する。

連日セミナーも開催される。IoT/M2Mの市場は、これから拡大が期待される成長市場として大きな注目を集めており、IoT/M2Mに関するキャリア各社の現在の取り組みや、製造業におけるIoT活用の具体的な事例など、最新テーマを取り上げた必聴の内容。

他にも、クラウドやセキュリティ、マーケティング分野で話題のテーマを集めた全24セッションのセミナーが開催される。2月15日の特別講演には「パナソニックが考えるIoT時代のモノづくり革新」をテーマに、パナソニック生産技術本部井上博之本部長が登壇。インダストリー4.0に代表される、モノづくりの新たな潮流に対応し、IoTを活用したモノづくり革新の取り組みが進む中、IoT、ビッグデータ・AIなどを活用したモノづくりのプロセス革新への取り組みと、それらを通じたパナソニックが目指すモノづくりの実現に向けた推進事例を紹介する。

また、「インダストリー4.0の最新動向~シーメンスが進めるデジタル・エンタープライズの現状~」をテーマに、シーメンスデジタルファクトリー事業本部プロセス&ドライブ事業本部専務執行役員島田太郎事業本部長が講演。インダストリー4.0に代表される第四次産業革命の波は日本の中小企業にとっても新しいビジネスモデル確立のためのチャンスであり、その手段となるIoT、AI、先進ロボット、クラウドなどのデジタル技術を有効活用するために同社が推進するデジタル・エンタープライズの現状と具体的な取り組み事例を紹介する。

他にも製造業関連では日立製作所、オムロンなどでIoT/M2M事業をけん引するリーダーが登壇し、最新の事例を交えた講演を行う。

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