アローセブン「経験で見える化に貢献」鈴木 弘光 代表取締役社長

見える化やIoTといった言葉が浸透するのに伴い、2016年は生産見える化システム「FACTORY INSIGHT」などの引き合いが着実に増えた。フォークリフトや無人搬送車(AGV)向け移動体通信機器も好調で、ユーザーは高信頼性の製品を求めているということを強く感じている。

17年はさらに現場のIoT化を簡単に進められる機器の提供と提案を強化していく。例えば積層信号灯に後付けで接続できる「光センサ変換器」は、表示灯のメーカーや機種に依存せず、光信号(点灯・消灯)を検知し、伝送することで設備の稼働状況を適切に情報伝達できる。設置は両面粘着テープで光源部に貼るだけの簡単設置を採用し、まさに後付けで生産現場のIoT化に貢献できる製品だ。また、無線環境チェッカー「RF
scope」は2.4Gと920M帯に対応。ハンディタイプでありながら、目に見えない無線環境をわかりやすいグラフで表示し、無線の競合などを簡単にチェックできる。価格も導入しやすいように税抜き5万円未満に抑えた。

当社は無線通信を中心としたネットワークシステムのトータルコーディネイトにこだわり、製品開発からアプリケーション開発まで、無線通信に関連する全てをサポートしている。

また、無線システムは、現場における環境の影響を受けやすく、計画通りに開発・導入を進めるには、経験の蓄積が重要になる。当社はそれらを実績の中に反映しながら、常にユーザーの立場を考え、提案及びもの作りを行い、特に導入現場においてユーザーが戸惑うことのないよう、十分なフォローによって、現場のIoT化、見える化に貢献していきたい。

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