新愛知電機製作所「全員営業で顧客第一実践」粟田 泰史 代表取締役社長

2016年は、私どもの業界においては、各企業の収益改善により設備投資は緩やかながらも増加傾向を示していたが、為替の乱高下、中国経済の失速などの波及効果などで、予想以上に企業収益にブレーキがかかった。

また、折からの労働者不足により、先行きの不透明を強く感じられる年でもあった。

そんな状況下において、当社は受配電盤の設計・製造、切り替え開閉器の自社開発・販売と改修・点検サービス事業を併せ持つ、トータルソリューションメーカーとして、お客さまの多様なニーズに応える提案営業を進めていった。これにより、昨年は、種々たくさんの取引をしていただくことができ、いわば種まきの年となった。

需要を掘り起こすため、コントローラーを内蔵した世界最小クラスの電源切り替え開閉器「CMAC-C」も開発販売する。

今後、国内においては企業の設備投資や、20年東京オリンピック・パラリンピックに向けての設備・インフラ整備などで需要の増加が予想され、配電制御システム・機器メーカーとして、お客さまのお役に立てるように、より高品質な製品や高品位なサービスを総合的にご提案・ご提供させていただきたい。

また、切り替え開閉器においては、さらに国外需要を目指すということで、海外事業に注力して、東南アジアなどでの積極的な販売活動を展開していきたいと思っている。

今年、当社は「全員営業による顧客第一主義を実践し、持続可能な強い企業に変革」をスローガンとし、顧客満足度のさらなる向上を目指していく。

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