自動認識機器 IoTのキーテクノロジー

 

ウェアラブル機器の現場活用に期待

バーコードや2次元シンボル、RFID、バイオメトリクス(生体認証)など自動認識機器の市場は、トレーサビリティや物流システムの効率化ニーズなどを背景に需要が拡大。

またIoTでは個体識別と情報管理が必須なことから、さらなる拡大が期待される。日本自動認識システム協会(JAISA)の出荷統計によると、2015年の自動認識機器市場の出荷金額合計は、前年比0.8%増の2354億円。消費税の増税やWindowsXPのサポート終了に伴う駆け込み需要が減少し、個人消費や設備投資が期待ほど伸びずに前年並みとなった。

16年は、自動車や電気、機械業界の設備投資需要に加え、個人消費の改善、流通やサービス業、医療での安定的な需要を見込み、前年比3.4%増の2435億円を予測している。

IoT化の進展により従来の省力化や効率化に加え、安全・安心や物流・製造など現場の見える化、顧客サービス向上で拡大が見込まれる。物を認識する技術として自動認識技術が必須となる。また現場でのモバイルの活用が進み、ウェアラブル機器も着実に広がり始めている。指紋や静脈、虹彩認証、音声認識などバイオメトリクス技術も進化。多方面で導入が進んでいる。

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