財務省調査 製造業大手は景気上昇傾向 中堅も好況、中小は苦戦

10-12月景況感

財務省は16年10月から12月の法人企業景気予測調査を公開した。アベノミクス効果で景況感は良くなってるという報道もあるが、製造業における実態はどうなのだろうか?

17年4-6月 全製造業で「下降」超

調査は、全産業1万2875社から回答を得た。そのうち製造業は3896社で、資本金10億円以上の大企業が1590社、同1億円以上10億円未満の中堅企業が958社、同1000万円以上1億円未満の中小企業が1348社だった。
10-12月の自社の景気はどうだったかを調べた「自社の景況感」BSIを見ると、製造業全体では「上昇」と回答した企業の構成比が「下降」と回答した企業の構成比を超えて上向き傾向。その構成比の差は、大企業では7.5ポイント、中堅企業では4.1ポイントあった。逆に中小製造業は苦戦し、現状判断は下降が上昇を上回り、マイナス6.5ポイントだった。
17年の見通しは、1-3月は大企業が「上昇」超だが、中堅・中小製造業は「下降」超と予測。4-6月は全製造業で「下降」超になると見ている。
次いで「国内の景況判断」BSIは、大企業は4.1ポイント、中堅企業は1.9ポイントの「上昇」超だが、中小製造業はマイナス14.6ポイント。中小製造業の苦戦が続く。17年1-3月、4-6月は大企業を除いて中堅・中小製造業がマイナスと予測している。
「雇用」BSIを見ると、大企業、中堅企業、中小製造業いずれも「不足気味」が「過剰気味」と上回った。中堅・中小製造業では不足気味が20ポイントを超え、先行きを見ても不足傾向で推移する見通しとなっている。
16年度の製造業の売上高は、通期で前年同期比1.7%減になると見られ、上期で同3.1%マイナス、下期も同0.4%マイナス。経常利益も同14.1%減で、上期が同17.9%減、下期が同9.7%となる見通しで、為替の影響もあるが苦戦が続く・
16年度の設備投資は、製造業全体で同4.9%の増加になる見込み。上期は同3.1%減だったが、下期が同11.7%増と大きな投資が予測されている。

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