ものづくり現場では品質検査への要求仕様が厳しくなり、開発段階での取り扱いデータも増えるなど、複数の計測器とパソコンとの接続ニーズが増大している。そのような背景もあり、日本メカトロン(大阪市淀川区、小幡忠信代表取締役)の顧客にあわせた計測・制御のシステム開発力が注目を集めている。
通常、計測器が出力するデータは、付属の制御ソフトで動かすことが一般的なため、メーカーが違う計測器を組み合わせたデータ収集や制御は簡単にはできない。また、余計な機能が多すぎて使いにくい、データ収集も1つのフォルダに保存できないなど課題が多い。同社はこのニーズに対応、顧客仕様の計測制御ソフトを製作するところに強みを持っている。各種メーカーの計測器に対応。豊富な実績で、LANやUSBをはじめ、GPIB、RS-232Cなど多くのインターフェースも問題なくシステム構築ができる。リチウムイオンバッテリー評価、温度電圧ストレス試験など多くのシステム開発実績もある。