「スマートエネルギーWeek 2016」新エネルギー9展同時開催 世界最大級 創エネ・蓄エネ技術網羅

世界最大級の創エネ・蓄エネ技術を網羅した総合展「スマートエネルギーWeek 2016」(主催=リードエグジビションジャパン)が、3月2~4日の3日間、東京ビッグサイト全館を使って開催される。同展は今回新たに開催されるバイオマス発電展をはじめ、九つの新エネルギー展を同時に開催し、スマートエネルギーに関わるあらゆる製品・技術・サービスを紹介することで、新たなビジネス機会を創出するとともに、来場者に向けて課題解決、製品導入・商談の場を提供する。出展者数は1430社。来場者は8万人が見込まれている。開場時間は午前10時~午後6時(最終日は午後5時)。

「スマートエネルギーWeek2016」は、「第12回国際水素・燃料電池展~FC EXPO2016~」「第9回国際太陽電池展~PV EXPO2016~」「第7回太陽光発電システム施工展」「第7回国際二次電池展~バッテリージャパン~」「第6回エコハウス&エコビルディング EXPO」「第6回国際スマートグリッド EXPO」「第4回国際風力発電展~WIND EXPO2016~」「第2回電力自由化 EXPO」「第1回国際バイオマス発電展」で構成されている。

■国際水素・燃料電池展FC EXPO 2016
「第12回国際水素・燃料電池展~FC EXPO2016~」は、業界世界最大の展示会として、水素・燃料電池の研究開発、製造に必要なあらゆる技術、部品・材料、装置、燃料電池システムが一堂に集結。燃料電池自動車(FCV)試乗会(主催:HySUT)や、トヨタ自動車の「MIRAI」を実際に体感することができる。

また、水素ステーションをはじめ、貯蔵容器、センサ・計測器、ディスペンサーなど高精度・高品質な製品が多数出展される。

■国際太陽電池展 PV EXPO 2016
「第9回国際太陽電池展~PV EXPO2016~」は、太陽電池/太陽光発電システムの研究開発・製造に必要なあらゆる技術、部品・材料、装置、太陽電池が一堂に集結する業界国内最大の展示会。

パナソニックやシャープ、エクソルなどの日本企業がトータル・エネルギー・ソリューションを出展するだけでなく、中国からはインリー・グリーンエナジー、JINKO SOLAR、ZHONGLI TALESUN SOLARなどが出展し、韓国からはハンファQセルズ、ハンソルテクニクスが出展する。

■太陽光発電システム 施工展
「第7回太陽光発電システム施工展」は、太陽光発電の普及に伴い、急速に要望が高まる管理・メンテナンスサービス展で、フジクス、Wave Energy、ギガソーラー、コスモシステム、ゼネラル・エレクトリック、ダイシンインターナショナル、UNIVERSAL Japan、HILEBENなどが管理・メンテナンスサービスを出展。

■国際二次電池展 バッテリージャパン
「第7回国際二次電池展~バッテリージャパン~」は、電気自動車、ドローン、ロボットなどのアプリケーションの多様化により、次世代電池分野は急速に研究開発が進んでいる中で開く業界世界最大展で、最先端バッテリー・キャパシタなどの蓄電システムが多数そろう。

また、今回から「BMS(バッテリー・マネジメント・システム)ゾーン」を新設し、電池の「長寿命化」「安全性向上」「高効率化」を支える最新のBMS技術も紹介する。

■エコハウス&エコビルディング EXPO
「第6回エコハウス&エコビルディング EXPO」は、日本最大級の省エネ建築展。今回から「高性能住宅設備フェア」と「工務店支援ゾーン」を新設する。

近年、急速に普及が進むスマートウェルネス住宅・ゼロエミッション住宅に欠かせない、HEMS、空調・冷暖房、創エネ機器などの最新製品をはじめ、最先端の壁材・床材、断熱材、窓ガラス・サッシなどさまざまな建材が出展。

また、注目の基調講演では国土交通省、ミサワホーム、東急不動産の業界キーマンが「スマートウェルネス住宅・シティの将来展望」を講演。特別講演では経済産業省、LIXIL、YKK APのトップが高性能建材・設備事業の将来展望を語る。

■国際スマートグリッド EXPO
「第6回国際スマートグリッドEXPO」は、IoTの技術革新によって、ますます進化するスマートグリッド技術について、東芝、三菱電機、三菱重工業、富士電機をはじめ、有力企業が一堂に出展。

また、スマートグリッドの中核技術である、HEMS・BEMSや無線ネットワーク技術などのITサービス、センサ技術なども多数展示される。さらに、今後市場拡大が確実視される、住宅・ビル・都市向けエネルギーマネジメントシステムを実現する、大電流計測用デバイスやM2Mコントローラ、計測監視システムなどを紹介する。

■国際風力発電展 WIND EXPO 2016
「第4回国際風力発電展~WIND
EXPO2016~」は、太陽光発電に次ぐ新エネルギーとして注目が集まる風力発電関連を集めた。風車だけでなく、構成部品やメンテナンスサービスなど風力発電に関するあらゆるサービス・製品を一堂に披露する。

既設風車の補修・補強、災害対策、施工機材などメンテナンス・保守運用サービスも紹介。参加は世界15カ国から出展が予定されており、Enerconやシーメンス、SENVIOなどの海外大手メーカーが風力発電システムを紹介する国際色豊かな日本最大の商談展が見込まれている。

■電力自由化EXPO
「第2回電力自由化EXPO」は、今年4月からの電力小売り全面自由化がいよいよスタートすることに呼応。7兆円に急拡大する電力小売市場を見込み、異業種からの新規参入(新電力)が進んでいる中で、新電力事業者が、営業・販促ツールや顧客管理システムなど、電力小売り事業に関連するあらゆるサービスを出展する。

また、基調講演では東京ガス、関西電力のトップが、電力小売り全面自由化に向けた今後のビジネス戦略を語る。

■国際バイオマス発電展
「第1回国際バイオマス発電展」は、太陽光・風力発電に次ぐ、新エネルギーとして近年注目が集まるバイオマス発電展。

今後、市場の急拡大が確実視されるバイオマス発電市場を支えるペレタイザー・運搬サービス・燃料などの製品・サービスが多数出展する。他にも、自治体・発電事業者の注目を集める大型装置や画期的なサービスも紹介。

なお、全227セッションに及ぶ業界キーマンによるセミナーが毎日開催される。

2日午前10時30分~正午は、特別基調講演「日米トップが語る新エネルギー・省エネルギー政策と今後の展望」として、「再生可能エネルギー・省エネルギーの現状と課題」(藤木俊光氏/経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長)などが予定されている。

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