東芝 四日市工場に新棟 次世代半導体「BiCS FLASHTM」製造に備える

東芝は、3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASHTM」における製造棟の建設に備え、四日市工場(三重県四日市市)の隣接地の取得を決めた。取得面積は約15万平方メートル、取得費用は約30億円を予定。

四日市工場では、3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASHTM」の製造にあたり、2次元NAND型フラッシュメモリと共通の既存の製造工程を効率的に活用するため、これらの工程に3次元化のための専用工程を組み合わせる計画となっている。すでに3次元専用工程の製造棟として、新第2製造棟を建設しているが、さらに将来の需要拡大に対応するために、今回、工場隣接地の取得を決定した。

新しい製造棟の建設時期、生産能力、生産設備への投資など具体的な計画については未定。2016年度中に決定する予定としている。

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