河村電器産業 プレトラックコンセントを為三郎記念館に寄贈 トラッキング火災を未然に防ぐ検出回路を搭載

数寄屋造りの爲三郎記念館を電気火災から守る!―河村電器産業(愛知県瀬戸市暁町3―86、TEL0561―86―8111、水野一隆社長)は、トラッキング火災を未然に防ぐ世界初の検出回路を搭載したコンセント「プレトラックコンセント」を古川美術館(名古屋市千種区)の分館である「爲三郎記念館」に寄贈した。

トラッキング現象とは、長期間コンセントにプラグを差し込んだままにすると、プラグ周辺にホコリがたまり、湿気が付着し、プラグの刃の間で微小な放電が繰り返される現象。放置すれば、プラグの絶縁状態が悪くなり、発熱や突然の出火に至ることがある。

プレトラックコンセントは同社が開発した独自の検出回路を搭載したコンセントで、トラッキング現象の初期段階を検知し、電源回路を遮断し、ブザー音とランプで知らせる。プラグのわずかな放電も検知することができ、ブザー音がしたら、プラグを抜いて清掃するだけで、トラッキング現象による火災を未然に防ぐことができる。

古川美術館は、初代館長古川爲三郎氏が長年にわたって収集してきた美術品を寄付し、1991年に名古屋市池下に開館した。同美術館の分館である爲三郎記念館は1934年に急勾配の斜面に建てられた木造の建物で、数寄屋造りの母屋と、日本庭園、茶室から成り立つ。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG