前アマダ専務 高木俊郎の日本製造業再起動!

2015年4月22日

私が世界を渡り歩く中で感じてきたのは「中小製造業や町工場」の強みである。今回は、その発祥を江戸時代の歴史から探ってみたい。 江戸時代は士農工商の時代である。江戸の町では、武士と町人の居住区が定められ、農民は地方にしか住めなかった。しかし、工=職人の居住区は不明確で、町にも地方にも職人が住みついた。職住近接と世襲によって腕を磨いた職人によって、都市部にも農村部にも”ものづくり遺伝子”が発祥した。 今日の「中小製造業や町工場」には、江戸時代からの職人遺伝子が流れている。列島津々浦々、熟練工に恵まれたものづくり環境は、歴史の宝物である。地域社会に根を下ろしているローカル製造業の経営者は、地域社会の発…