エニイワイヤ 「15年度売上げ20億円超えを目指す」 鈴木康之代表取締役社長

鈴木康之代表取締役社長
鈴木康之
代表取締役社長
今年度は、三菱電機のセンサソリューション「iQSS」に対応するデジタルリンクセンサシステム「AnyWireASLINK」が好評で、売上高17億円を突破する勢いで推移している。2013年度の売上高が15億円だったので、2桁を超える勢いで伸びており、15年度は20億円超えを目指したい。

AnyWireASLINKは、発売から約1年が経過、昨年末の採用件数約20社から、現在は約90件に拡大した。採用していただいた企業もロボット関係から、半導体製造装置分野、搬送装置分野、自動車メーカー、自動車部品メーカーなど分野と裾野が拡大している。顧客が購入に至るまでのスピードが早く、同時に製品の評価が高い。ほとんど継続採用に繋がっており、15年、16年は営業面で攻勢をかけていく。

AnyWireASLinkの特徴は、センシングレベルでの予防保全、調整工数の削減、スペース効率の向上、センサケーブルの断線検知及び原因究明が行えることである。さらに、ポカミスの低減や、電動ドライバの締め忘れ検知といった、トレーサビリティにも応用できる利点がある。

最近では、現場での様々な見える化に対応するため、センサ類や接続ターミナル類の拡充を図っている。今後も7セグメント小型表示端末や、耐環境性の高い製品も順次発売する予定で、シリーズを強化し、エンドユーザーからセットメーカーまで顧客層の拡大を図る方針である。

営業面では、販売店にAnyWireASLINKの専任者を配置するとともに技術教育も行っている。海外でも中国でポカよけシステムとして伸長しており、今後は三菱電機の海外網を利用し、ASEANやインドなどにも進出していきたい。

一方、流通業向けコンベヤ仕分けシステムも、毎年10~15%の伸びを示しており、中期計画の最終となる18年度に売上高30億円を目指す。

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