SEMICON Japan2014 IoTと融合した未来技術を訴求

半導体製造装置・部品材料の世界最大級の国際展示会「SEMICON Japan(セミコン・ジャパン)2014」(主催=SEMI)が12月3日から3日間、東京ビッグサイト(東棟、会議棟)で開催された。日本が世界に誇る半導体製造関連産業が集結する同展では、14カ国・地域の725社・団体が1638小間の規模で最新情報を発信した。

今年38回目となる同展は、今回から会場を幕張メッセから東京ビッグサイトに移して初めての開催となった。会場移転とともに、マイクロエレクトロニクスすべてのサプライチェーンを包含した新しい展示会へと生まれ変わり、14~15年のセミコンの世界テーマである「without limits」を具体化する、IoT(モノのインターネット)に焦点を当てた特別展「World of IoT」(東3ホール)も開催された。

「World of IoT」には、トヨタ自動車やインテル、IBM、東芝、シスコシステムズなど、IoTの各分野を代表する企業が出展。産業を横断するコラボレーション、テクノロジー創造、ビジネス機会、未来への洞察の機会を提供し、半導体製造技術とIoTの世界が融合するテクノロジーの未来を探求。川上から川下までの半導体サプライチェーン全体に向けて、新たな成長の機会の提供につながることが期待される。

■革新的なサービスを創出
また、国内外の業界トップエグゼクティブが講演者を務める「SEMICON Japan SuperTHEATER(セミコン・ジャパン スーパーシアター)」においても、9つのテーマのうち、IoTをテーマとする6つのオープニングキーノートやフォーラムを展開した。

IoTにより、新たに実現できる技術やソリューションの研究開発、さまざまな画期的な製品の市場投入が急加速するとともに、これまでにない革新的なサービスの創出が見込まれている。

会場は、半導体製造の前工程ゾーン、後工程・総合・材料ゾーンを中心に、先端エレクトロニクスパビリオン、先端製造技術パビリオン、化学物質管理対策パビリオン、精密加工パビリオン、中古装置パビリオン、サプライチェーンパビリオン、国・地域・自治体系パビリオンなどが設けられた。

■日本の半導体業界の強さ実感
SEMIジャパンの中村修代表は今年のSEMICON Japanについて、「世界の半導体業界において、日本が製造面で重要な役割を果たしていることは残念ながら十分に理解されていない。最新のSEMIの調査では、海外系メーカーも含めた日本国内の半導体生産能力は世界でトップとなっており、また生産能力だけでなくメモリー、ロジック、アナログ、MEMS、パワーデバイスとバランスよく生産ができる体制が整っているのも特徴である。そして、生産を支えるための半導体材料分野では世界市場の50%以上、半導体製造装置では同じく35%のシェアを誇っている。今後の世界経済の成長をリードするIoTソリューションの拡大に向けて、まさに日本は主導的な役割を果たす立場にあり、そのような日本の半導体業界の強さを実感できる内容である」と強調している。

会場には、半導体デバイスの高性能化・高速化・コスト低減を実現するためのプロセス技術・製造技術・生産技術、部品・材料技術が集結した「製造イノベーションパビリオン(東1ホール)」、従来のSEMICONの枠組みを超えて、川上から川下まで幅広い業界の参加を通じて幅広いパートナーシップの構築を目指す「エコシステムパビリオン(東1ホール)」、従来設備のリエンジニアリング、そして投資削減から注目される中古製造装置ビジネス、新たなビジネスとパートナーシップの機会を提供する「中古装置パビリオン(東1ホール)」、REACH規制やRoHS指令など厳格化する化学物質規制への対策・ソリューションの展示を行う「化学物質管理対策パビリオン(東1ホール)」、USパビリオン・ドイツパビリオン・東北パビリオン・九州パビリオン・中小機構パビリオン・東京商工会議所パビリオン・NEDIAパビリオンなどの「国・地域・自治体系パビリオン」などが設けられていた。

各種セミナーも、盛りだくさんのプログラムで3日間企画された。

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