日本の製造業における生産計画の実態 (9)

2014年11月26日

実際、以下のようにシミュレーションがあまり適さない業態というのも存在する。 (1)一度立てた計画に対する変更が全く生じない場合=人が経験に基づく計画を立てる方がよほど早いし、ソフトウェアへの投資や工数のオーバーヘッドは回収できない可能性が高い。 (2)同一ラインで同一製品しか製造していない場合=装置の稼働と生産数がほぼ比例するため、効果は薄い。 (3)ほぼ手作業で、1品1品が完全にカスタマイズ品の場合=製造自体が属人的になるためシミュレーション自体が困難。 だが、多くの日本の製造業は「少量多品種」「段取り替えが頻繁」「生産計画の変更が頻繁」といった状態にあると考えられる。従って、ほとんどの日本…