「フィールドバス協会」と「HART協会」統合 9月めどに新団体設立

PA(プロセスオートメーション)分野の2つの団体が統一して、新協会の設立準備を進めている「フィールドバス協会」と「HART協会」の各理事会は、2つの協会を一体化してPA分野のインテリジェントフィールド機器通信のニーズに貢献する新たな協会に統合することを、このほど承認した。これにより、HART技術やFOUNDATIONフィールドバス技術を利用しているPAのエンドユーザーにとって、大きなメリットにつながることになる。

今年夏に各協会のメンバーによる投票を行い、成立後の今年9月に新たな非営利団体を設立する予定だ。また、来年の早い時期には米国テキサス州オースチン近郊に事務所を設置する計画。

フィールドバス協会とHART協会の仕様は存続し、各協会のプロトコルはそれぞれのブランド、商標、特許、著作権を保持する。また、今後も2つの既存プロトコルの開発、サポート、促進を図るとともに、新たな共通技術を開発、結合、実装をしていく。例えば、フィールド機器情報統合技術を単一の技術資源として、HART技術とFOUNDATIONフィールドバス技術の統一ツールを提供していく。

さらに新協会は、オートメーションシステムアーキテクチャに機器を統合し、PA機器サプライヤーやエンドユーザーに機能的なソリューションを提供する国際標準の開発、管理、促進を行うために、技術資源の効率的な運用、一貫した機器登録手続き、会員サービス/技術サポート、品質の著しい改善などに取り組み、機器サプライヤーへの便宜を提供していく。

両協会は今までも、共通の国際規格であるデバイス記述言語(EDDL)や、フィールド機器情報統合技術(FDI)を開発してきた。協会を統合することにより2つの通信プロトコルが調和し、プラント操業、および保守管理分野で多大な利益をもたらすことになる。

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