横河電機 統合生産制御システム「CENTUM VP」 分散型制御システムで国内初のISCIセキュリティ認証を取得

2014年7月23日

横河電機の統合生産制御システム「CENTUM VP(センタムブイピー)」が、国際的なセキュリティ認証推進組織ISCIの「ISASecure EDSA認証」を取得した。

この認証は、制御機器のセキュリティ保証に関する制度、分散形制御システムで、これが認証されたのは国内で初めて。

認証は、技術研究組合制御システムセキュリティセンター(CSSC)認証ラボラトリーの審査を受け取得した。同社は、安全計装システム「ProSafe―RS(プロセーフアールエス)」でも認証を取得している。

■ISASecure
EDSA認証は、ISCIが開発した制御機器の組み込み型デバイス(制御システムのフィールドコントローラ、安全計装システムのセーフティコントローラ、プログラマブルコントローラなど)向けのセキュリティ認証プログラム。ISCIは、国際計測制御学会ISAのメンバーを中心とした組織で、セキュリティ認証を推進している。

また現在、IEC(国際電気標準会議)によって、制御機器におけるセキュリティに関する国際標準規格IEC62443が策定されており、制御機器サプライヤー向けの規格であるIEC62443―4には、ISASecure
EDSA認証の要求事項をベースとした提案がされている。

サイバー犯罪は世界的に急増し、その手口もより巧妙になっている。最近では、生産の妨害や情報流出など、産業用の制御機器も攻撃対象となり、生産が停止するという事態も起きている。

特に、重要なインフラである石油や石油化学、天然ガス、電力などの顧客を中心に、制御機器の導入に際して、サイバーセキュリティ対策が施されているかどうかが重視され始めてきている。