ハネウェルが磁気抵抗センサーICを開発、設計コスト大幅削減

ハネウェルは、低消費電力を実現した「ナノパワー異方向性磁気抵抗センサIC」=写真=を開発した。他の磁気技術に比べ特性がすぐれているため、製品設計コストの大幅低減につながることが見込まれている。

新センサは、360nAと業界最高レベルの磁気感度(標準7ガウス)を実現しており、バッテリー駆動デバイスなどにきわめて低い消費電力で使用できる。また、ホール効果センサに比べ2倍の距離のエアギャップを検知することができるため、小型で低強度の磁石も活用できるなど製品設計にかかるコストを大幅に削減できる。

さらに、リードスイッチに比べても、小型、高耐久性、高信頼ながら同程度のコストで提供可能で、これまでリードスイッチのみが使用可能であったバッテリー駆動デバイス用途に最適。

ナノパワーシリーズは、磁気感度により標準7ガウス駆動、最大11ガウス駆動の「超高感度SM351LT」、標準14ガウス駆動、最大20ガウス駆動の「高感度SM353LT」の2種類がある。

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