微小・多量データの2次元コードをマーキング、アライがレーザーマーカーを発売

2014年5月28日

アライ(福島県会津若松市真宮新町北2―78、TEL03―3537―3007、佐藤一男社長)は、医療用メスなどの鋼製小物やタイヤなどのゴム素材に対して、微小・多量データの2次元コードをマーキングできる小型・軽量レーザマーカー「BOWLIX(ボーリックス)164F」を発売した。価格は基本構成で400万円~600万円。

メスなどの鋼製小物は、大きさ3ミリ角の2次元コードに26文字の情報を書き込んで使用しているが、同社のBOWLIXレーザでは業界推奨サイズの0・5ミリ角、1ミリ角、2ミリ角でも、26文字の情報を瞬時に書き込むことができる。

また、深度を約数ミクロン単位で調整できるため、滅菌消毒の繰り返しによる金属疲労での錆びの発生を極力抑えられる。

しかも、レーザマーカーの操作も誰にでも簡単にでき、病院内でも事務スタッフによる2次元コードマーキングが可能。

さらに、タイヤなどのゴム素材に2次元コードをレーザでマーキングすると、比較的大きなコードサイズの2次元コード以外では10ミリ角以下ではレーザの熱でゴムが溶解するなど形成が難しかった。これを克服するために比較的低パワーで時間をかける手法もあるが、タクトタイム上で効率が悪くなる。

同社のレーザマーカーは、独自の特許技術で微小なコードで多量のデータをマーキングでき、レーザヘッド部の重さが約2・2キログラムと軽量・小型なため、アームロボットなどに搭載して、タイヤ表面や裏面にもマーキングができる。

同社は、従来機種で会津若松市の竹田綜合病院や、医療機器メーカーに納入した実績があるが、今回の新製品ではさらに微小な2次元コードによる多量の情報量を必要とする医療機関やタイヤメーカーなどへの販売に取り組む。

主な仕様は、波長1064nm、出力10W・20W・30W・40W・50W、レーザ寿命10万時間/連続