東洋電機 何事にも挑戦する精神で 松尾昇光 代表取締役社長

今年は「何事にもチャレンジ」をテーマに、新規市場開拓、海外生産・販売強化、変圧器部門強化などを実施し、2015年の創業70周年を「第2の創業」として迎えられるよう、土台となる基盤作りを行う。13年度は売上高が前年度よりわずかに下がる見込みだが、14年度、15年度は共に10%ぐらい伸ばして、15年度に売上高100億円を目指す。

13年度は、エレベータセンサの伸び悩み、中国子会社の赤字、受配電盤の受注減などで上期は苦戦したが、下期は回復基調にある。太陽光発電用のLED表示器や、エレベータセンサの中でも着床センサは好調。変圧器も10月以降は回復した。

国内新市場開拓商品として発売した無線式モニタリングシステム「マジック・ビー」は、まだ売り上げは大きくないが、顧客のニーズを伺いながらシステム、盤などと組み合わせて拡販していく。また、新商品については、独自開発にこだわらず、取引先、仕入先メーカーなど協業して、新技術開発、新市場開拓を図る。

海外事業は、中国子会社、南京華洋電気有限公司でエレベータセンサ、盤などの生産、販売を行っているが、中国ローカルの中堅メーカー向けに価格を抑えた製品を提案、現地での販売を強化する。間もなく完成するタイ子会社の工場でもセンサ生産を開始する。これにより、タイ、マレーシア、インドなどへの輸送の利便性が向上、これらの地域での営業も強化して販売を伸ばす。

国内では変圧器部門を強化する。建て替え中の愛知県春日井市の工場が今夏に完成予定で、一貫生産による生産効率のアップにより、短納期、低コスト化を図る。

営業部門では、取引先商社と提携し、顧客を互いに紹介したりしながら販売網を強化する。特に関東から北の東北・北海道地区を開拓する。

こうして次を目指して、日々少しずつでも新しいことに挑戦し、将来の芽が出ればいいと考えている。

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