北陽電機 センシングで実績拡大 尾崎仁志代表取締役社長

2014年1月8日
尾崎仁志 代表取締役社長

尾崎仁志
代表取締役社長

昨年は、半導体を中心に既存の顧客向けや測域センサの市場が拡大したことなどから、売上高は前年比20%増で推移した。特にセンシングに関しては、鉄道分野での実績が拡大するなど、手応えを感じている。 5年間の中期計画については、4月からの新年度で4年目に入るが、最終年度に売上高100億円という大目標達成に向け、鋭意努力を重ねている。このため、毎年20%以上の売上高アップの目標を立てており、今期は50億円達成を目指している。次期は60億円達成が目標で、達成年度は多少遅れるかもしれないが、売上高100億円という大目標到達に近づけていきたい。 今年については「安全対策、インフラ整備関連、屋外分野、アミューズメント」をキーワードに事業を推進したい。一方、グループ会社であるタイヨー電機とは、「3D化」技術を中心にコラボを深め相乗効果を出していく。特にカメラ技術の向上を図ることで、ロボット分野を中心に応用製品の幅を広げていきたい。 測域センサの市場は確実に拡大しており、上期だけで同15%強の伸びを示している。昨年は、測域センサの新たなステージとして従来品「URGシリーズ」より距離特性、応答性をアップさせた「USTシリーズ」を発売。また「UXMシリーズ」は高精度、高分解能に対応した製品を新しく投入し、屋外用途向けにアプリケーションの拡大を図った。 海外展開については、すでに韓国に販売拠点を構築しているが、欧米、中国、台湾などを視野に入れており、特に米国に注目したい。当社の海外戦略は、基本的に現地の顧客の志向に合わせて戦略を立てているが、今後は顧客の意向に沿った製品をすぐに提供できるよう、迅速化を図りたい。 こうした国内外の事業戦略は、次の中計に向けた動きの一つと捉えており、同時に次の世代のための足場作りも行っていきたい。