三菱電機 新製品投入効果を発揮 南公敏FAシステム事業本部機器事業部長

2013年度の機器事業部の売り上げは、昨年4~6月の第1四半期は前年並みに推移していたが、夏場以降受注の回復が堅調で上期は前年同期比5%増となっている。特に10月以降はこの傾向が加速し、下期は同15%増を見込めそうで、通期では10%以上の伸びが期待できる。事業の下支えをしているのがPV(太陽光)発電向けの高圧機器やスマートメーター、これに夏以降、自動車関連や半導体関連の復調も貢献している。政権の安定やアベノミクス効果、オリンピック開催決定などの要因から、設備投資の再開が出始めている。ただ、増産よりは設備の更新投資が中心で、これにインフラ整備に伴う投資への期待も高まっている。

昨年11月のSCFには、最大規模のブースでソリューション展示を行い、シーケンサ、インバータ、サーボモータ、表示器、ブレーカ、マグネット、IE3対応モータなどの新製品を的確にPRできた。これに伴う商談も50%増加している。

また、製造業のグローバル化対応を継続して行っているが、チャイナプラスワンに伴うASEAN進出に対し、FAセンターをシンガポール、タイ、インドネシア、ベトナム(ハノイ、ホーチミン)に開設するなど、日系企業だけでなくローカル企業へのビフォア/アフターのサポートをしている。また、昨年はトルコ、メキシコにもFAセンターを開設している。来年度も、景況感の回復と新製品の投入で、10%以上の売り上げ増を考えている。名古屋製作所のFA生産棟が完成し、今年1~3月で順次生産を立ち上げるほか、可児、新城、福山も投資を行っており、納期に対する生産を先行している。

今後も、代理店・特約店と連携を強化するとともに、ロボットやセンサーなどの専門分野に強いメーカーや販売店とつながりを生かしていく。

同時に、Webサイトを活用した教育やコールセンターの充実も図る。

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