混沌時代の販売情報力 黒川想介(97)

2014年1月8日

戦後、ドイツや日本は極度のインフレに苦しんだ。だからドイツではインフレを異常に嫌うし、日本でも経済を悪くするものとして悪視していたものだった。その後、成長を続けた日本では物価上昇は続いたが、インフレという文字がメディアに現れることはなくなった。 物価上昇はあったが、賃金上昇を伴っていたからである。その後、1990年にバブルを経験すると、日本は再びバブルによって起こったインフレを悪視し、鎮めようとして金融を引き締め、抑えすぎてデフレ経済に入った。失われた10年とか20年とか言われた時を経験して、昨今ではインフレは悪視されるものではなく、好景気をもたらすというイメージが定着している。それでも戦後や…