三菱電機名古屋にFA機器生産棟 5月連休明け本稼働 制御機器とキーパーツ量産

【名古屋】三菱電機が名古屋製作所(名古屋市東区)で建設を進めていたFA機器新生産棟がこのほど完成した。従来から同製作所で生産しているFA制御機器と駆動制御機器用キーパーツの量産体制を整備するもので、2014年1月から順次稼働し、5月の連休明けから本格稼働する予定。
生産現場での自動化が進行する中国などアジア各国のFA機器の需要拡大に対応、同製作所内の開発・設計部門との連携による製造技術の高度化により、製品競争力も強化していく。

建屋は6階建て、延べ床面積は約2万5800平方メートル。3階から6階までが生産フロアで、3階で駆動用キーパーツ、4階でシーケンサ、5階でシーケンサ、表示器などを生産、6階で面実装などを行う。各階は垂直搬送機で結ばれており、1階から納入された部品を組み立てて一貫生産し、出荷できる。

BCP(事業継続計画)強化策として、建屋に免震構造を採用、大規模な震災が発生した場合にも供給を維持するとともに、緊急時防災センター、防災倉庫など防災本部機能としての役割も果たせる。

省エネにも配慮しており、(1)外壁の断熱性向上(2)同社の高効率モータ、インバータを用いた外気処理空調機器(3)約3000本のLED照明(4)空調・照明・換気の電力量や風量を計測制御するエネルギー管理システム―などを導入。

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