分岐点

2013年10月23日

秋は、彩り豊かな景色に包まれる。関東平野部ではまだ、稲刈り後に小鳥が集まり餌を啄ばんでいるが、標高1千メートルを超える関東の山間部や渓谷は、ナナカマドが真っ赤に染まり、もみじも追うように紅色の化粧をし始めた。時季の移ろいがもったいないと感じるときでもある。 ▼ 紅葉は寒暖差が大きいとき、美しい。真っ青な空に向かって、もみじの深紅の葉を下から見上げたときの感激は後々まで記憶に残る。産業界も青空がのぞき始めた。公共投資に続き、民間設備投資を覆っていた暗雲が彼方に移動しつつある。深い谷間にあった経済に、ようやく薄明りが差し込む。経済成長の頂きに向けての動きに応じて、FA制御の新技術や製品も浮き上がっ…