ブラジルの国営石油会社と横河がパートナー契約

横河電機のブラジルでの子会社、ヨコガワ・アメリカ・ド・スルは、ブラジル国営石油会社ペトロブラスと、インダストリアル・オートメーション用フィールド無線通信規格ISA100・11aに準拠した無線通信技術でパートナーシップ契約を締結した。

このパートナーシップ契約は、同社がペトロブラスに対してフィールド無線通信に関する技術支援を行うとともに、ペトロブラスのテスト用プラントで同社のフィールド無線製品の実証実験を行う。

フィールド無線システムは、プラントシステムのフィールド機器と制御システム間の通信を無線化するもので、これによって、通信ケーブルや敷設コストの削減および、高所や移動体など配線が困難な場所への機器設置も可能になるなどのメリットがある。

同社は、無線通信技術をプラントのどこでも適用できる環境構築を目指し「Wireless
Anywhere(ワイヤレス・エニウェア)」のコンセプトに基づき、ISA100・11a規格に準拠したフィールド無線システムの提案と製品・サービスの普及に取り組んでいる。

ペトロブラスは、プラントにフィールド無線システムを導入した際のシステムの堅牢性や性能に関するデータを評価・分析して最適な導入手法を検討し、生産効率向上を考えている。

ISA100・11aは、高い信頼性、アプリケーションの多様性、ネットワークの拡張性、FOUNDATIONフィールドバス、HART、PROFIBUSなどの有線通信規格との高い整合性を持っている。

同社はこの特徴に加え、完全二重化による高い信頼性、大規模、長距離通信を実現する製品群をISA100・11aの全仕様に準拠したフルファンクショナルなプラントワイドフィールド無線として提案している。

プラントワイドフィールド無線は、信号経路をすべて二重化し実時間応答を保証、500台の無線フィールド機器と接続することが可能。また上位システムと500台の無線フィールド機器との接続でデータ更新周期5秒、200台の無線フィールド機器との接続で業界最高速のデータ更新周期1秒を実現でき、しかも無線フィールド機器の通信距離を従来比20倍の10キロメートルに拡張する技術も開発している。

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