分岐点

2013年3月27日

農業資材や医療機器、太陽光発電分野の展示会を取材して、最初に驚くのは来場者の数の多さである。通路は肩が触れ合うほど混雑し、訪問したブースでは説明員が応対に汗だくで取材できる状況にない。やっとつかまえても話が途切れて、肝心の聞きたい内容を引き出せずに、その場を離れる。 農業、医療、再生可能エネルギー分野は、成長産業の担い手として官民挙げて取り組み出したばかり。どのような装置や器具が使われているか、新製品の傾向を掌握するうえで展示会は貴重な情報収集の場である。マーケティング担当者や開発技術者は、自社のコア技術を使って新規市場に参入する構想を持って、進入口がどこにあるのか探っている。 もっとも十数年…