国際化と標準化を訴求

2013年1月16日

2012年12月期の売り上げは前年度比横ばいで終わった。昨年夏頃までは好調であったが、8月以降はずるずると減速してしまった。そうした中でFA関連向けは、自動車、工作機械メーカーの2つをターゲットにした販売戦略が成果となって、コンスタントに良い数字が出てきている。一方、IT関連向けは、一昨年あったデータセンターの大きな案件が、昨年なかったこともあり、苦戦をした。それでもオールインワンラックの「スマートパッケージ」や、サーバ用とネットワーク用が兼用できる「TS ITラック」への関心が高く、特にTS ITラックは製品発表後、すぐに注文が入るなど好感触である。

昨年は販売店とのパートナー制度をスタートさせ、FA系12社、IT系5社と代理店契約をした。今までとは異なり、販売店とはパートナーとしてタッグを組み、目標、資格などきめ細かく決めて一緒になって売って行くための組織になっている。IT系のパートナー制は初めてであるが、この分野はチャネル販売の強化を図りたかったので、今後拡販を加速できるものと期待している。

今年度の売り上げは前年度比20%アップで計画している。FA関連では昨年の2つのターゲット分野への販売を引き続き進めるが、さらにこの周辺の鍛圧機械や小型機械などの領域も時間はかかると思うがカバーしていきたい。また、再生可能エネルギー関連でパワーコンディショナー向けの集電箱用キャビネットの引き合いが最近多くなっている。アウトドアという厳しい環境下でのキャビネット技術は当社の強みでもある。IT関連では、BCP(事業継続計画)対策の中で、スマートパッケージなどをパートナーと一緒になって販売していきたい。さらに、産業用クーラーの販売も前年度比2倍になっており、今年度も注力していく。今後も、グローバリゼーションと標準化に対応した取り組みを強めたい。