日本企業の経営課題2012

<研究・開発領域の課題>

■研究・開発領域の主要課題■

前年2位だった「製品・事業化率の向上」が、今回は「経営戦略・事業戦略との一貫性」をわずかに上回り、1位となった。

前年との比較では「(研究・開発と)マーケティングとの連携」が8ポイント近く増加し、「オープンイノベーションの推進(外部機関との共同開発・連携)」も7ポイント増加している。「グローバル標準化への対応」は6.4%である。(表1)

■投資予算の増減(3年前~現在、現在~3年後)

投資予算の増減は、「3年前~現在」、「現在~3年後」いずれも増加の回答が減少を上回っており、全体としては増加基調にある。(表2)

■研究・開発の見直しの必要性■

各質問項目ごとに「ほとんど見直しの必要はない」、「やや見直す必要がある」、「かなり見直す必要がある」に分けて、回答を求めた。「かなり見直す必要がある」の回答が多かった項目は「新テーマを生み出す仕掛け」(37.4%)が最も多く、次いで「グローバルレベルの研究・開発体制」(29.3%)、「異業種とのコラボレーション」(26.9%)が上位を占めている。(表3)

(つづく)

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