分岐点

商社の経営者から「秋葉原を見てよ」といわれ、出向いた。JR御徒町駅から秋葉原駅方面へ線路沿いに歩いた。高架下に一昨年12月にオープンした「2k540AKI―OKA
ARTISAN」は、モノづくりをテーマにしたアトリエショップが客待ち顔で並んでいる。

蔵前通りから中央通りへ出てみた。一転してパソコン、ゲーム機などに混じり娯楽施設、飲食店が雑然と軒を連ねている。秋葉原電波会館にたどり着き、細かに区割りした昔ながらの店舗が測定器、電子部品、制御機器、電源、ケーブル、工具などを売っていて、ホッとした。

が、電気部品が何でも揃う時代に比べ、いかにも寂しい。しかし、実際は半導体、電子部品、制御機器、電材、ケーブル、工具、測定器などを販売する商社が100社以上ある。今でも欲しい部品は入手できる。これほどの商社が集まっている地域は全国、否、世界に存在しない。秋葉原は萌え・オタクの街ではない。

ようやく「見てよ」の意味が理解できた。それなら、商社が理工学系大学の協力を得てロボット国を宣言し、ロボットの工房、レストラン、動物園、食物工場、演舞場などを設ける。もちろん、ロボットは透明体で内部構造が見えるようにする。散策しながら別の自分が想像の世界にいた。

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